作品紹介
|
||||||||||||||
アマゾンでのご購入はこちら! |
登場人物
桜祐美香 (さくら ゆみか)
「あんしん三次元女子」のニックネームで知られるGカップグラビアアイドル。
大学では西洋史を専攻しており、清楚で知的さを感じさせる容貌と、
むちむちと豊満なバストをあわせもつ照れ屋な少女。
荒花佳奈 (あらはな かな)
フリーの女流カメラマン、祐美香のデビュー時からずっと彼女の写真を撮り続けている。
“荒花・ザ・ワールド”のあだ名の通り勝ち気でワンマンな才女。
菊池結 (きくち ゆい)
佳奈の推薦で祐美香の撮影に同行することになった、英彩出版勤務の女性編集者。
実は宏之の幼馴染みでお姉さん的な存在。
佐橋宏之 (さはし ひろゆき)
関西の大学に通う大学生。中肉中背の平凡な青年。
一ファンとして祐美香に憧れていた。
本文内容紹介
「佐橋さ、ん、もう、わた……はぁんっ」
乳房のふくらみの頂点のあたりに指が触れたとたんだった。
「はァんッ」
ビクビクンッ……! なにか言いかけていた祐美香が狼狽と興奮の混ざった激しい反応を見せた。ビキニ越しでもそこにコリコリとした手ざわりがあった。乳房の頂点の小さな熱い突起を指腹で転がすたびに、抱きとめた腕の中で処女女子大生の肢体がびくんびくんと小刻みに動いた。
(これ、ち、乳首……だ)
指でまさぐりつづけるとすぐにそこはよりはっきりと、しこりのような硬さを示し始めた。ますます反応も過敏なものになってきた。
「はぁ、わ、わたし……ぁあ、どうかなっちゃう……はああ……もう!」
くちびるはもう閉じられなくなっているようだ。今度は白い歯並を食い縛ろうとしているようだった。けれどそれもうまくいかないのか歯と歯を割ってあえぎ声がこぼれ出る。鼻の頭も額も汗でびっしょりと濡れていた。
(胸や乳首って、そんなに感じるの……?)
少し愛撫を抑えてあげようと思い、胸に当てている手指の動きは止めて、背中に回している方の手で背すじをそっと撫でてみた。宏之としては祐美香の興奮を鎮め、落ち着かせるつもりだった。だがしかし。
「アッ。アッ。ああッ……ん、佐橋さ、それ、ダメ!」
「えっ?」
挿絵イラストはWeb用に修正してあります。