「わたしたちの貞操を散々奪っておいて、いまさら夫婦仲よくしっぽりとなどと許されないのよ」 ロレントの顔をまたいだナジャは、積極的に陰唇を擦りつけている。いわゆる顔面騎乗状態だ。 「美味しい……。殿下のお尻の穴、美味しゅうございます♪」 ドミニクもまた、嫉妬もあらわにロレントのアナルを舐めている。 ロレントとのセックスが一段落したところに、突如現れた美女軍団に夫を押し倒されたアンサンドラは、姿見を背に茫然としていたが、やがて事態を悟って口元に手をやるとクスクスと笑い始めた。 「……陛下ってばかわいい♪」 嫉妬に狂った女たちに責め立てられて辟易しているロレントの姿に、アンサンドラは夫になる男に初めて親近感を持った気がする。 いままで恐怖の覇王のように思っていた。しかし、いくら格好をつけていても、生身の人間なのだということを実感できたのだ。 覇王の后となる決意をした女は、また人間としてのロレントにも魅かれていくのを感じた。思わず身を乗り出して質問する。 「わたくしも参加していいですか?」 「あぁ……好きにしろ」 女たちにかかっては、覇王としての威厳も何もあったものではない。ロレントが投げやりに応じたので、アンサンドラもまた痴女の群れに加わった。 「では、参加させていただきます」 蜜壺から精液を滴らせながら四つん這いになったアンサンドラは、他の多くの女たちに混じって、ロレントのアナルを舐めた。
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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