作品紹介
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登場人物
佐倉 咲花 (さくら さきか)
勝ち気で真っすぐな性格の少女。
剣道部に所属し、運動神経は良い。
同級生の彼氏がいるが、まだ身体を許してはいない。
佐倉 愛良 (さくら あいら)
咲花の妹。引っ込み思案だが心優しい少女。
咲花のことを慕っている。
姉と違って運動は苦手で福祉部に所属する。
吉田 真 (よしだ まこと)
咲花の彼氏。
野球部に所属する平凡な高校生。
氷室 竜也 (ひむろ たつや)
がっしりした体型の不良大学生。
レイプの常習犯。
氷室 拳也 (ひむろ けんや)
竜也の双子の弟。
体型も顔つきも兄にそっくり。
氷室 明日香 (ひむろ あすか)
竜也、拳也の妹。
兄譲りの性格の悪さを持つ。
青熊 (あおくま)
氷室兄弟が刑務所で知り合ったやくざ者。
目次
第一章 奪われた夏
第二章 毒蛇たちの報復
第三章 散花無惨
第四章 白濁の学舎
第五章 奈落の宴
本文内容紹介
(や、やだ、擦れて……引っ張られて……痛い!)
愛良は泣いていた。気持ちよりも先に肉体的な痛みの方が大きかった。
「へへへ……JKちゃんのバージンもらったぜ……すげえ圧迫だ……」
「……やあ……動かさ、ないで……こ、わ……れ……う……っ!」
いったんは抵抗を諦めていた腰がつらさに耐えかねて一回、二回、左右によじれる。だが太ももをがっちりと抱えこまれている状態では、それくらいの動きではどうにもならない。むしろ動いたことで逆に結合は深まってしまった。
(こ、こんなのが……わたしの、初体験だなんて……っ)
初物膣の具合を堪能しなくては損とばかりに、黒タンクトップはゆっくりとねじるように腰を動かす。圧迫感と包みこまれる感じを同時に愉しんでいるようだ。次に体重をしっかりとかけて、奥まで埋めこもうとしてくる。たちまち。
「そ、そんな、は、入ってき──い、つ……うぐうう……っ!」
愛良は十五歳の少女らしからぬ重いうめき声を吐いた。
伸縮性を有しているとはいえ、ふだんは小さくすぼまっている肉粘膜の輪が、強引に肉の凶器で拡張されているのだ。未経験のその感覚に加えて、処女ひだの最も太かった一枚の、その根元部分が雁に引きずられてさらに裂け、新たに痛みを発していた。
「やああ……う、痛い。痛いよう……痛いよう……う、う」
「ばかやろう。処女だったからって、甘えんなよ。ロストバージンの痛みなんざあ、一瞬だろうが……そ、それにしても、狭くてキツいな、てめえ……きっちきちの輪っかにおれのちんぽがぴっちり包まれてやがるぜ……へへへ、たまんねえ」
巨漢は文句を言いつつも、十五歳の熱い緊縮ぶりには満足そうに息を吐く。
「おっ……JKちゃんのおま○こ肉がズキズキ脈打ってる……へへへ、これこれ」
そう言って瞳をいやらしく輝かせ、痛みに震える十五歳の膣肉の圧迫を楽しみながら身体の中の脈動も味わっている。肉と肉が繋がって初めてわかることだった。ぼんやりとしか性行為を空想したことのなかった高一少女には思ってもみないことだった。
挿絵イラストはWeb用に修正してあります。