作品紹介
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登場人物
雨宮 美月(あめみや みづき)
年上の夫の後妻として結婚した新妻。三十一歳。
若い頃はグラビアモデルをしていたが現在は引退。
当時からアルバイトしていたコンビニエンスストアの店長、真と結婚したばかり。
雨宮 紘人(あめみや ひろと)
真の前妻との息子にあたる少年。
一見、明るく人懐こい性格。
しかし、かつて母が浮気相手と蒸発した過去により、女性不信に陥っている。
雨宮 真(あめみや まこと)
美月と再婚した、コンビニエンスストアのオーナー兼店長の中年男性。
仕事に真面目すぎるため、あまり家庭に目が届かず、前妻には浮気相手と逃げられている。
本文内容紹介
「楽しんでるところ悪いけど……あいつが来ないかちゃんと見張ってる?」
「ンひッ! くぅふッ! ごめ、ん、なさいッ、ちゃんと、見て、ます、からぁ」
それまで以上に棚に強くしがみつきながら、美月は自在扉のマジックミラー越しに売場を見やる。そこには、レジに立ち、会計をする夫の姿があった。
(真さん……あなたのせい、なのよ?)
豊大な淫臀を義息にホールドされ、掘削よろしくペニスを打ち込まれる。一突きごとに震える尻肉や、硬い肉棒が突き上げる牝穴と子宮から弾けるように快悦が迸り、その満悦に美月は幸福感を抱く。
その反面、夫でありながらこれまでこの幸福感を与えてくれなかった真に憤りを覚える。
(あなたがこんなに愛してくれないから……あなたが前の奥さんに後ろ髪を引かれてなんているからッ……私、紘人君に付け入られたのよ……ッ!)
憤りとも責任転嫁ともつかない気持ちをマジックミラー越しの真にぶつけながら、美月は紘人に捧げた尻を揺らす。
まるで夢と現を隔てているかのような自在扉とそれに取りつけられたマジックミラーの窓。その向う側では、少し客の数が増え始めた様子が見て取れた。
商品の発注とレジ打ちを一人でこなす真。客が増えたこともあって手が回らなくなり始め、そこにいるはずの美月を気にかけて彼はちらちらとバックルームに視線を向け始めていた。
(紘人君は私が一番望んでいたものをくれたの。あなたが一度も私にくれなかった、女であることの悦び≠……)