作品紹介
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登場人物
御室祐美(おむろゆみ)
浮気した夫と離婚し、女手ひとつで息子の祐祉を育てている。
明るく気さくな性格で、律の通う塾の講師。
鳴瀧千鶴(なるたきちづる)
年上の書道家の夫に先立たれ、資産を相続した未亡人で、律の母親。
和服を纏う落ち着いた美貌の女性。
御室祐祉(おむろゆうじ)
長身で、スポーツ万能の快活な少年。
祐美の息子で、母親に似た快活な性格。
鳴瀧律(なるたきりつ)
鳴滝家の一人息子。
子供っぽさの残る華奢な美少年で、祐祉を兄のように慕う。
本文内容紹介
たっぷりと女汁を含んだ膣内に男根が送られては抜かれ、そのたびに女汁にぬめる肉厚な陰唇が濡れた肉の摩擦音を奏でる。
「あッ、あひッ、おンッ! おぅンッ! ゆ、祐祉さっ、はッ、はげしぃンッ!」
乱暴なまでの肉杭の打ち込み。子宮口がづむづむと突き上げられるたび、千鶴は十数年分の鬱積した肉欲が満たされる心地よさに高く鳴く。
「うっくはあぁッ! ハァッ! ハァッ! 千鶴おばさんの中、律を産んだなんて思えないくらい、ギチギチ締まってぇ……ッ! 気持ちいいですッ! ッうおぉっ!」
「いやあぁ! 律さんのことはッ、あの子のことはッ、思い出させないでぇッ!」
久方ぶりの快楽に酔い痴れていた脳裏に、一瞬過ぎる我が子の顔。その子といくつも違わない若い男に女体を貪られ、彼が与えてくれる官能を享受している。こんなふしだらな姿を見たら、あの子はどう思うだろう。日頃品行方正を最もらしく説いておきながら、こうして不貞を働いている母を軽蔑するだろうか。罵るだろうか。
(律さん……ごめんなさい。母さんは、女であることを捨てられません……)
自ら祐祉の背中に手を回し、足袋を履いた左足を彼の脚に絡めた。
「も、もっ、とォ……。もっと、乱暴にぃ……お願いぃ……」
蕩けた視線を向け、吐息も艶めかしく熱願の言葉を吐き、朱唇に舌を這わせる。波紋の広がる水鏡のように潤んだ瞳。言葉を媚薬に変えてしまう濡れた唇。薔薇色に上気した頬。それは、牡を誘う牝の貌。母、未亡人。それらの肩書きは消え去って、長い禁欲的な貞操観念から解き放たれた一人の美熟女が若い男を乞うていた。
「あぁッ……千鶴おばさんッ、千鶴おばさんッ!」
挿絵イラストはWeb用に修正してあります。