作品紹介
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登場人物
岬 紗羽子(みさき さわこ)
和服の似合う人妻。高級旅館の女将。
楚々とした美貌で、従業員への物腰も柔らか。
夫を陰に日向に助け、旅館を盛り立てていこうとしている。
岬 総一(みさき そういち)
若くして名門旅館を引き継いでいる、
妻より一つ年下の、溌剌とした好青年。
如月 数馬(きさらぎ かずま)
軽薄で遊び人風の雑誌記者。
ヒロインの大学時代の先輩。
西村(にしむら)
ヒロイン夫婦が経営している旅館の会計係。
本文内容紹介
喘ぎ声を抑えるのも――もう、限界だ。
「っ――っんっはああっ! ああぁあっ! んはああぁあああぁっ!」
親子ほど歳の離れた二人の男女は、獣の体位で激しく交わりながら、性の愉悦を獣のように叫び合った。
帯はきちっと締めたまま、和服の裾を捲られ尻を激しく抱かれている。後背位で犯されながら、その姿勢を維持するために白足袋が必死で畳を噛み締めていた。力の籠ったふくらはぎの盛り上がりに、犯される女の哀れさと淫靡さが漂っている。
――身体の内側をアレで削られるみたい。歳のクセに……なんて硬いの!
中年男の肉棒は、娘のような歳の女主人を犯す下剋の欲情に漲りきっていた。
「は、初めて女将を見た時から、ずっとこうしたいって思ってたんですよ。おおおうっ。この抱き心地は想像以上だ。突けば突くほど、自分から絡みついてくる」
黙々と事務仕事をこなしながら、横目で自分を伺い、その薄くなった頭の中で様々な痴態を思い描いていたのだろうか。
紗羽子が嫁いできてから、この男が懐き続けていた欲情を腰の一振りごとに叩きつけられる。普段が物静かなだけに、内に秘めた劣情のドス黒さは、誰よりも深くそして濃密だった。
「ああっ! そ、そんなに激しくっ……あああっ! 壊れるうぅっ! アソコとお尻がっ、こわれちゃううっ!」
あまりに苛烈な西村の突入に、紗羽子の顎がガクガクと揺れ続ける。
後でまとめた黒髪が僅かにほつれ、赤く染まったうなじに幾筋か黒く彩った。西村にしゃぶり尽くされた乳房が激しく揺れ、舐め尽くされた肛門がきつく窄まる。
※紹介文とイラストは一致しない場合があります。
挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
挿絵イラストはWeb用に修正してあります。