作品紹介
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登場人物
一条 春香
(いちじょう はるか)
クリーンな市政を目指す正義感の強い女性市議。濁河市長の不信任決議に向けて奔走している。
後頭部でまとめたロングの黒髪にFカップの美巨乳が目を引く二十八歳の人妻。
丸高 歩美
(まるたか あゆみ)
春香の秘書。
若さ溢れる肢体をパンツスーツに包む、活動的な性格の二十三歳。
濁河 盛司
(だくがわ せいじ)
北関東市の市長。額から頭頂部までが禿げた肥満体形の六十歳。
悪事を重ねつつも、それを露見させないでうまく立ち回っている。
大藪 増造
(おおやぶ ますぞう)
北関東市の土建屋。濁河と癒着し、公共工事を優先的に斡旋してもらっている。
春香の夫とは昔からの付き合いがある五十八歳。
塔堂 朋憲
(とうどう とものり)
北関東市の重鎮市議。
ぎょろ目であばた顔の六十五歳。
鬼怒川 宗靖
(きぬがわ むねやす)
北関東市を含む県内に多大な影響力を及ぼす裏の大立者。
女はすべて男に仕える牝奴隷だと考えている。細身の七十歳。
目次
第一章 マドンナ旋風
第二章 周到な罠
第三章 強奪された貞淑
第四章 秘書にも毒牙が
第五章 淫獣地獄
第六章 変貌する麗花
本文内容紹介
「ふうぅ、ううぅ……苦しい、だけなんだから……もう、やめてったら……くふぅ」
「何をやめて欲しいのだ? そこをはっきり言ってもらわんとわからんな。ふふふ」
もがく体力が失せてぐったりとなってしまう春香。あわてることはないとばかりに、市長も乱暴な動かし方は打ち切り、こってり、こってりと何かの字を描くみたいに腰をまわし出す。そうされると膣粘膜はますます熱くなり、濡れも増してくる。
強引にレイプされて苦しいというのは変わらないながらも、媚肉の奥では何かがたしかに変わり始めていた。不能になってしまった夫との精神的な結びつきだけで満足しているはずの自分の肉体が、もう一度肉の悦びを満喫したいと、その持ち主である春香の意識に働きかけてきているのか。
(そんな。わたし、身体の中まで敏感になってる。わかりたくなんかないのに。ごつごつした硬さだけじゃない。だ、男性器の表面の血管の張り巡りかたまでわかる。ひくひく動いているのがわかる……っ)
「お? どうした、春香くん。あんたのすけべな粘膜が、わしのに吸いついてきよるぞ。ふふふ」
「嘘だわ、嘘よ……わたしは、苦しい、だけ、なんだから……」
「口ではあんたはそう言ってばかりだが、身体はそうでもないのだろう? ふふふ」
「あなたたち、本当に最低。一人の女性を……三人でなんて……」
「ふふふ。一条春香くんなら骨盤も頑丈にできておって、この程度は大丈夫だろうが。わしの秘書の黒田にもやらせようかの? 三人ではなく四人になるぞ」
「ひどい、そんな……ぁうぅン……ぁうぅン……つらい――っ」
乱れた黒髪はまるでゲリラ豪雨に遭った直後のように新たな汗で濡れ、そのうちの何本かは頬や口元に張りついている。
挿絵イラストはWeb用に修正してあります。