作品紹介
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登場人物
青山 宗司
(あおやま そうじ)
有名大学を目指す高校二年生の少年。
佳菜恵に思いをよせるも内気な性格で告白できないでいる。
戸田 佳菜恵
(とだ かなえ)
名門大学に通う女子大生。
真面目ながらも天然気味のおっとりした性格。宗司の家庭教師をしている。
戸田 祈里
(とだ いのり)
佳菜恵の妹。姉と同じ大学に通う女子大生。
気さくで明るい性格。宗司が通う喫茶店でアルバイトしている。
目次
プロローグ
第一章 異性に免疫を付けましょう
第二章 本物のセックスしちゃいましょう
第三章 告白を成功させましょう
第四章 もっと頑張りましょう
第五章 大変良くできました
エピローグ
本文内容紹介
「は、うっ……ぅううっ! 祈里さ……うぐっ!?」
粘液は肉幹にまで垂れていき、手コキの速度もアップする。掌が続けざまに滑る感触は、勢い充分なのに焦らすようでもあって、少年の心を真逆の方へ分断していく。
「あはぁ……あたしの手、ヌルヌルになっちゃった……ぁ」
「んっ……言わな……っでくだ……あぅううっ!」
口へ両手をやっている宗司は、耳を塞げない。淫靡な声と息遣いにも、鼓膜を撫でられてしまう。
嗅覚も普段より鋭敏で、少年はさっきから我慢汁の湿った匂いを嗅がされていた。周りの人達にまで届いているのではないか、そう思うと怖くて堪らない。なのに、快感は残酷なまでにノンストップだ。
仕方なく首を横へ振って拒否の意思を示したが、却って相手はイタズラ心を煽られたらしい。
ギュッ。急にペニスを締め付けてきた。
「はぐぅう!?」
圧迫は一瞬で緩むが、練り込まれた痺れは消えてくれない。すぐさま愛撫も再開されて、亀頭は許容量オーバーのまま、追加の疼きを練り込まれていく。もはや溶けださないのが不思議なくらいだ。
さらに竿の根元が内側から膨らんで。睾丸周りの皮膚も収縮し、明らかに精液を送り出す準備へ入っていた。
「祈里さん……も、無理っ……これ以上は……出ちゃう……から……!」
「……イッちゃいそうなの?」
色っぽく質問され、彼は夢中で頷いた。今やめてもらえば、辛うじて果てずに済む。ゴンドラが動き出す前に、興奮を鎮め、先走りを拭い、ズボンを穿き直せばいい。
しかし、その境界を超えてしまったら。
ズボンの上だろうと、座席だろうと構わず精液を吐き散らしてしまう。生臭い匂いを身体にへばり付かせて周囲の注目を浴び、佳菜恵のところへも戻れない。
挿絵イラストはWeb用に修正してあります。