作品紹介
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登場人物
大垣 弘志
(おおがき ひろし)
高校生。小説『紅の祭』を愛しており、
作品の執筆された聖地巡りをするために、紅宵荘で住み込みのアルバイトを始める。
蘇芳 雫
(すおう しずく)
弘志の血のつながらない伯母で、代々旅館を経営している蘇芳家の嫁。
若くして夫を亡くすも、若女将として温泉旅館『紅宵荘』を切り盛りしている。33歳。
桂 美月
(かつら みつき)
雲居神社の宮司の娘で、先祖代々の伝統を受け継ぐ巫女。28歳。
長い黒髪と巫女装束の似合う、清楚で凛とした女性。
柊 寿々香
(ひいらぎ すずか)
土産物屋『柊屋』の看板娘で、赤岳温泉の文化財保護活動を行なっている。
26歳。健康的に肌の焼けた、あけっぴろげな性格の女性。
新城 尚子
(しんじょう なおこ)
紅宵荘に宿泊する美大生。22歳。奥手なお嬢様。
弘志と同じく『紅の祭』に惹かれて温泉郷を訪れ、
彼とともに作品のモデルとなった聖地巡りを始める。
目次
第一章 若女将の女体試練
第二章 巫女を啼かせる禊
第三章 わたしを妖しく描いて
第四章 三匹の淫らな牝狐
第五章 闇夜の熱い祭
本文内容紹介
「そ、それっ! 弱いのおっ!」
ソコが女の最も鋭敏な部分だと知っていたが、雫の反応は弘志の予想以上だった。叔母のリアクションをもっと引き出したくて、夢中になってクリトリスを吸い上げ、執拗に舌で責めたてる。
弘志の頭を、雫の両手が強くつかんだ。自分を嬲る男の子の頭を支えにして、若女将は全身を陸に放り出された川魚のようにのたうたせる。
「あうううっん! おおおっ! だ、ダメよ! 弘志ちゃん、入れられる前に、ダメになるわっ! はうっ!!」
雫は背中をのけぞらせ、Mの文字を描いていた両脚をまっすぐに伸ばした。足先で十本の指が反りかえる。
小さな言葉が、星空へと昇った。
「イク……」
挿絵イラストはWeb用に修正してあります。