作品紹介
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登場人物
織戸 香澄(おりと かすみ)
母が働きに出るため、全寮制の聖清学園に奨学生として転校した少女。
素直で誰にも優しい性格。
織戸 志津子(おりと しづこ)
夫を事故で亡くし、看護士から高級介護サービス会社に転職した香澄の母。
優しい物腰の落ち着いた女性。
黒沼(くろぬま)
聖清学園の理事長。
ガッシリとした体格だが温和そうな見た目の四十代の男性。
羽野柴(はのしば)
聖清学園のオーナー。
やせ細った体躯にかかわらず、貫禄を感じさせる尊大そうな老人。
本文内容紹介
「ああっ、だめっ……入れないでっ……い、いやっ、そこはダメえぇっ」
ツインテールを振り乱し、両の瞳からはいつの間にか涙が溢れ出していた。
老人の男根は迷いなく、少女の入り口を探り当てる。
身の毛もよだつような状況にもかかわらず、性の味をたっぷりと教え込まれた肉体は牝の反応を示していた。欲情を剥き出しにした老人の愛撫にすら過敏に反応し、奥まで潤みきっている。
弾力に溢れた大陰唇の盛り上がりの狭間に、しっかりと肉傘の張った剛直があてがわれる。ローズピンク色の花弁がひくつき、青筋を立てたペニスをその華芯へと誘い込む。咲き始めた乙女の牝華を、まがまがしい老人の肉杭が貫こうとしていた。
ずるン!
少女の女性器は、なんの抵抗もなく老人の生殖器官を膣内に受け入れてしまう。
「おおうっ……おおおぉぅっ……しゃまらんのぉおぉぉっ」
曾孫と言って過言ではない相手との結合に、羽野柴が感嘆の溜め息を漏らす。
根元まで埋め込まれた男根はさらに力を増し、表面に浮く血管をさらにドクドクと膨張させる。そんな牡肉の興奮に呼応して、蜜壺を埋める膣襞たちが卑猥にざわめき舐めるように絡みついてく。
ずるっぬるっぬるぅぅうぅぅぅっ。
羽野柴が腰を引き、そしてゆっくりと突き出してきた。
年寄りらしい緩慢さで男根が膣内を一往復する。
「あっ……ああぁ……っ……ああぁ」
香澄は両目を見開いて、その現実を噛みしめていた。ぬちゅぬちゅと粘っこい音を響かせながら、剛直した肉棒が膣壁を擦っていく。
処女を失うまでは、心の底から好きになった相手にしか生涯許さないと思っていた。その乙女の牝粘膜に、羽野柴のような男の生殖器を直に味あわされている。
涙が溢れた。何よりも香澄の瞳を濡らしたのは、自分が漏らす声に、明らかな愉悦の響きが混じっていることだ。
胸に溢れる嫌悪感も、背筋を駆け抜けていく快感に塗り潰されていく。
女を知り尽くしたような中年男に牝の快感を教え込まれた膣襞たちは、これほど心が嫌がっているのに、中のペニスに積極的にぬるぬると絡みついていく。
――嘘だよこんなのっ! アソコが勝手に……勝手に反応しちゃうなんて!
自分の身体が信じられない。
「ち、違うのおっ……こ、こんなの違うのっああんっ! あっああぁあぁぁ!」
否定の声が、皮肉にもより深い愉悦の色を響かせた。
挿絵イラストはWeb用に修正してあります。