作品紹介
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登場人物
秋月 美砂子(あきづき みさこ)
二十五歳の数学教師。柔らかい物腰と理知的な美貌で同僚・教え子からの人気が高い。学生時代から付き合っていた夫と結ばれ、むつまじい新婚生活を送っている。
灰崎 靖幸(はいざき やすゆき) 34歳
三十四歳。学園の物理教師で、美砂子のかつての恩師でもある。根暗な肥満男で、人を寄せつけず、美砂子の学生時代から彼女に対して歪んだ愛情を抱いていた。
秋月 健司(あきづき けんじ)
高校時代の美砂子の同級生で、長年互いに愛を育んだ末に結婚した現在の夫。自動車メーカー社長の息子で多忙な青年。将来的に美砂子が家庭に入ること望んでいる。
本文内容紹介
潤みきった人妻の中に、剥き身の他人が入ってくる。焦らされ続けた女性器への刺激に貫かれた。巧みで執拗な男の責めと、たっぷりと塗り込まれた媚薬の効果で、拒否の叫びの後半は官能的に震えていた。
――ああっ。ゴメンなさい……健司……。
夫とはコンドームをつけた性交しかしていない。膣口で初めて直に感じる男性器の感触に、脳裏が白く瞬くような熱さを感じた。淫欲に沸騰する牡肉の鼓動がジンジンと膣内にまで響いてくる。ジワジワと侵入を続ける肉棒の硬度も尋常ではない。
よほど興奮しているようで、こんな不健康な身体をしていて、なおかつ健司より十は歳上のはずなのに、下劣な欲情に沸騰し、その剛直具合は彼を上回っていた。
――ま、まるで……火に焼けた鋼みたいっ……。
常に間にゴムを挟んだ夫婦のセックスとは、比較にならない一体感を女性器にもたらしている。根元まで完全に埋め込まれると、肉先が美砂子の最深部にコツンと当たった。その瞬間、生ペニスとの初結合にざわめいていた無数の膣襞たちが、条件反射的にキュンと引き締まってしまう。
「こ、これが美砂子のなかっ……ああっ奥のほうから……っ……吸いつくみたいに絡みついてきて、っくううぅうぅ、な、なんてマ○コをしてるんだ」
たっぷりと時間をかけ、元教え子との初結合を味わった中年男が、その名器ぶりにふはああっと感嘆の溜め息をもらす。贅肉顔はダラダラと興奮の汗を垂れ流し、恍惚とした表情をギトつかせていた。
悔しすぎて、相手を睨む美砂子の目元には屈辱の涙が大きな珠を結んでいる。
「そんな恐い顔をしていても、アソコのほうは甘えるみたいに、僕にヌルヌル絡みついてきているよ。ほら、僕の生徒だったときのように、もっと素直になってごらん」
ぶっくりと膨れたタラコ唇を、さらに突き出すようにして灰崎が顔を落としてきた。
咄嗟に顔を逸らす。首から下は拘束台と媚薬のせいで自由にならないが、これぐらいの抵抗ならまだできる。構わず肥満男は人妻の頬にむしゃぶりついてきた。
挿絵イラストはWeb用に修正してあります。