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若女将紗羽子 すすり泣きの宿
 

リアルドリーム文庫 17

若女将紗羽子
すすり泣きの宿
小説:筆祭競介/挿絵:御垳葉ひかる
2009年5月22日発売

文庫サイズ 256ページ

本体657円+税
ISBN978-4-86032-746-0 C0193
 

老舗旅館を切り盛りする若女将を襲う醜聞。

愛する夫と宿を守るため熟れた肢体が差し出される。

「だ、誰があなたなんかで感じて――あァん」

強要される奉仕に、媚肉は火照り昂ぶり――

夫では味わえなかった性感を掘り起こされる。

春の宵、背徳の数々に若妻の柔肌がむせび啼く。


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本文内容紹介

 喘ぎ声を抑えるのも――もう、限界だ。
「っ――っんっはああっ! ああぁあっ! んはああぁあああぁっ!」
  親子ほど歳の離れた二人の男女は、獣の体位で激しく交わりながら、性の愉悦を獣のように叫び合った。
  帯はきちっと締めたまま、和服の裾を捲られ尻を激しく抱かれている。後背位で犯されながら、その姿勢を維持するために白足袋が必死で畳を噛み締めていた。力の籠ったふくらはぎの盛り上がりに、犯される女の哀れさと淫靡さが漂っている。
  ――身体の内側をアレで削られるみたい。歳のクセに……なんて硬いの!
  中年男の肉棒は、娘のような歳の女主人を犯す下剋の欲情に漲りきっていた。
「は、初めて女将を見た時から、ずっとこうしたいって思ってたんですよ。おおおうっ。この抱き心地は想像以上だ。突けば突くほど、自分から絡みついてくる」
  黙々と事務仕事をこなしながら、横目で自分を伺い、その薄くなった頭の中で様々な痴態を思い描いていたのだろうか。
  紗羽子が嫁いできてから、この男が懐き続けていた欲情を腰の一振りごとに叩きつけられる。普段が物静かなだけに、内に秘めた劣情のドス黒さは、誰よりも深くそして濃密だった。
「ああっ! そ、そんなに激しくっ……あああっ! 壊れるうぅっ! アソコとお尻がっ、こわれちゃううっ!」
  あまりに苛烈な西村の突入に、紗羽子の顎がガクガクと揺れ続ける。
  後でまとめた黒髪が僅かにほつれ、赤く染まったうなじに幾筋か黒く彩った。西村にしゃぶり尽くされた乳房が激しく揺れ、舐め尽くされた肛門がきつく窄まる。

 
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※紹介文とイラストは一致しない場合があります。
挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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