ツンデレ許嫁が記憶喪失でツンツン化!?


学園に転校してきた片桐財閥のお嬢様で
許嫁でもあった優姫と最悪の出会い方をしてしまった長瀬準一。

そんな犬猿の仲とも言える二人が
互いに惹かれ合い、本当の許嫁となってから数ヶ月後――。

三年生に進学した準一と優姫は
仲間たちと共に学園祭を成功に導き、充実した日々を送るのだが……。

またしても起こるドラマティックな試練に二人は打ち勝つことが出来るのか!?


ゲーム文庫第1弾の湊編に続き、待望の優姫編が登場!

 
「そう? じゃあもっと、『ごほうび』してあげるわ」
 きゅっ! 人差し指と親指が、肉の輪となって雁首を締め上げる。激しい快感が、稲妻のように股間を駆け抜ける。射精したばかりの逸物が、強い締めつけに悶えて脈打った。透明な液体が、亀頭の先端からじわりとにじみ出てくる。
「どこまでMなのかしら、こいつ」
 呆れたように溜め息をつきながら、優姫は元恋人の胸に口づけした。
 ちゅっ、ちゅぴっ……ちゅぷ、れろれろれろっ……。柔らかな唇が胸板をなぞり、白く輝く歯が乳首を捉える。ほんの少しだけ歯を立てて乳首を甘噛みしながら、サディスト娘は男の乳首を舌先で転がす。
「うぐっ!? うあっ、くっ! んうっ!」
 この予想外の責めに、準一は思わず腰を浮かせて悶えた。くすぐったさと気持ちよさが、胸の辺りでせめぎ合っている。未知の刺激にどうしていいかわからない少年だったが、分身は素直に反応した。乙女の指に握られた肉棒が、びくびくと痙攣してしまう。
 明らかに悦んでいる男の反応に、優姫は薄く微笑んだ。
「もう、これじゃお仕置きにならないじゃない。この、ヘ・ン・タ・イ」
 熱い吐息が、ふうっと胸板に吹きつけられる。それだけでマゾ男は、びくんと震えてしまった。優姫に何をされても、全てを幸せに感じてしまう自分が情けない。


本文中より抜粋
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第一章 享楽と思い出の学園祭
第1回 第2回  第3回 第4回
 
二次元ゲーム文庫2
原作:feng 小説:真慈真雄
表紙:和泉つばす 涼香 挿絵:ピエ〜ル☆よしお
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN4-86032-682-1 C0193
定価:本体630円+税
 
 


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