流華は優の快感に蕩けた顔を間近に見て、背筋にゾクゾクと電流が走る。
(やっぱり良吾に似てる。あああ、小さいころの良吾にいたずらしてるみたい)
なかば無意識に両脚を動かして剣道の蹲踞の姿勢になり、唇で優の小さな右の乳首をついばむ。
「ひやあっ!」
優の叫びを聞いて、流華は自分のやっていることをあらためて認識した。
(こんな子供の乳首を舐めちゃってる! 手でチンチンをしごくよりも悪いことをしてる気がする!)
背徳感を味わうと、逆に乳首への口の愛撫を止められなくなった。流華はさらに舌で左右の乳首を交互に舐めまわしてやり、いっそう大きな優の反応を引き出す。
「ふあっ! 流華お姉さん、そんな! はううううっ!」
はじめて見る乳首への責めに、プールの子供たちも大騒ぎになる。
「大人の女が、子供の乳首を吸ってるう!」
「赤ちゃんにおっぱいをあげるママの反対だ!」
「そんなことしていいの!?」
「俺もしてほしい!」
幼いどよめく声と優の喘ぎを聞きながら、流華も昂ってしまう。
(あああ、わたしもうずうずしてきた。子供たちを愛撫してるだけでは我慢できない)
左手が優の尻を離れて、自身の股間へ伸び、指先で恥丘に貼りついた真紅の水着の布をさすりはじめる。
「んくんっ! ふあああ」
エクスタシーを求める強い指使いはしていない。高まる疼きを癒やすためにそっとこするだけ。それでも異常な状況と背徳感に煽られた官能が、甘い愉悦をにじみ出させる。
(あああ、いいっ! いつもより感じちゃう!)
流華がそっとオナニーをはじめたことに、優は気づいていない。そもそも女の自慰の知識も持っていなかった。それでも自分の男根を気持ちよくしてくれている指の動きが変わったと感じる。
自分の悦楽に押されて、流華の口調が激しくなっていく。
「ぴちゃ、ねちゃ! さあ、優、チンチンから精液を出して! ぺろっ、気持ちいいんだよね!」
「す、すっごく気持ちいいですう!」
「いっぱい射精して!」
「は、はいい!」
年上美女の手と舌と言葉で追いつめられて、優は限界を超えた。
「うあああああっ! 出るっ!! 精液が出ますううっ!!」
「ふふ。好きなだけ射精して」
「ああああうっ、出るうっ!!」
ピュルッ。ピピピュッ。トプルルル!
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
|