マクシミリアに、万にひとつの勝ち目もなかった。
「ンブブルルッ! ルレレレレッ!(そら、イケ! イッちまえっ!)」
肉裂どころか、マクシミリアの肛門までも舌先をドリルのように突き込みながら、ボルン。肛門からの一気なめ上げで、最後は肉芽だけを集中的になめ込み、小突き回し、強く吸い上げた。
「ンチュブチュ、チュバチュ、レロロロロ!(そおれ姫殿下、いつでもイッちゃってくださいよっ)」
「ァアアアアアア! そんなっ、同時にぃいいっ! ダメッ! ほんとにダメぇえっ! 頭が、狂っちゃうっ、身体が沸騰してっ! ……なにか、来るっ、来ちゃうっ! これ、この……っ!」
最後は、
「ンジュブ……、コリッ」
「ベチュゥゥゥ、カプッ!」
ボルンとローニーの、それぞれ肉芽と乳首への甘噛み。
軽く噛み潰された勃起肉芽と勃起乳首が、鋭い痛みとともに甘い快淫を爆発させる。マクシミリアの性感帯はおろか、脳幹や脊髄、内臓に至るまで快淫がまき散らされ、行き渡る。
「ハギィィ、い、い……クっ♥♥」
そのとき、思わず口走った言葉は、本能だったのかもしれない。
乳房の愛撫だけでも軽く絶頂に近い感覚を味わわされたとはいえ、こんどは正真正銘の絶頂。
クリ絶頂にのけ反り、悲鳴を上げるマクシミリア。
「アアアアアア──────♥ イクゥゥウ─────♥♥♥」
ピシャ、プシャッ! 肉裂からはこれまでにない潮噴き。
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
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