「ひぐぐっうう!」
今まで悠華が一度も出したことのないひずんだ声が、喉からほとばしった。
変異サキュバスとの遭遇で、亀頭に様々な愛撫と刺激を受けて、射精を何度もくりかえしたが、尿道の中をいじられるのははじめてだ。強烈な違和感が亀頭から肉幹の中をズリズリと進んでいく。
「おくああああ! あきっ、あっおおううう!」
肉幹の根もと近くまで舌が入りこみ、うねうねとのたうっている。珠洲が口から長く伸ばした舌を小刻みに波打たせているのに普通にしゃべった。
「これが生徒会長のファロスの味。面白い。図書委員たちの尿道や膣とは違う味ね。本物の男のモノもこういう味かな。男には興味ないけど」
そう言ってずるずると舌が引き出され、尿道の内側をこすられる。
「おおうっ! ひきい! くやああああああ!」
亀頭まで後退した舌が、再び肉幹を下っていく。射精のときに精液で尿道を刺激される快感を何倍も増幅したものが、終わらずにつづくようだ。
明日香や渚と違って珠洲は煽りたてる言葉を言わなかった。冷徹な視線を、悠華の引きつり、歪んだ顔へ向けている。無言なのがかえって苛烈に責めたてられているように感じて、悠華は戦慄した。
「あおあああっ! やめて! くひいいいいっ、やめてええっ!」
何度叫んでも、珠洲が舌の上下の動きを止めない。沈黙のまま男根の中を舐めまわされて責めつづけられる。初体験の強烈すぎる刺激に誘われて、すぐに本物の射精のスイッチが入った。
「あっ、あくああっ、出るっ! 出るうううっ! ひぃっおおおうっっ!!」
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
|