(イきたい……! このままじゃ、生殺しでおかしくなる……ッ!) 腸内への刺激だけで絶頂できるように仕込まれた排泄孔は、敵の目前でもヒクヒクと蠢いて物欲しげに蜜を湧かせる。 「はぁ……はぁぁ……ッ……」 アナル絶頂の誘惑に、とうとう少女は負けた。 (いけない……ッ、こんな無様な……ッ、あぁ、でもッ、もう我慢できない!) きょろきょろと辺りを見回して、物陰を探す。 (動きはさっきより鈍ってる……次の攻撃までは、近寄って来ないはずだ) 人一人が隠れられるほどの瓦礫の小山が目に入り、そこに駆け込む。 (電波も遮断してるし、住民も退避させてる……だ、だから……通信を切ってさえおけば、私を見ている人間はいない) 後はもう夢中だった。 「んく……ぅッ、はッ、はぁぁ……ッ」 ぺたんとその場に尻餅を突き、アナルを地べたに押し付けるようにして、バイブの根元部分を少しでも中に押し込もうとし始める。 「あ……ッ、くは……ッ、あぁッ、んはぁぁ……!」 見られていないという思いが少女を大胆にしていた。 熱を帯びたアスファルトを相手に自分を慰めようと、必死に腰を振り、快感を貪ろうとする。 (これで一回イけば、すぐやめるから……ッ! 一回だけッ!) 喘ぎに合わせて、薄い背中が上下に動く。 「あぁンッ! はぁッ、はぁぁッ!」 恥も外聞もなく、少女は肛門自慰に耽る。 (もっと奥ッ! 奥に押し込んで……ッ、早く中でイかないと……!) だが、足りない。 ただの自慰では少女はもう満足できない身体になっていた。 被虐性癖を刻み込まれた腸壁には、獣じみた苛烈なピストンでなければ物足りないのだ。 「んあッ! あぅッ! あぁッ、はぁぁ……ッ!」 半泣きになりながら、漆黒の戦士はバイブの嵌ったヒップを地面に叩き付ける。 「あッ、はぁッ! お願いッ、イってッ!」
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵はWeb用に修正を強くしてあります。
|