短い悲鳴と共に、文乃の身体が跳ね上がる。それよりも驚くのは、溢れ出る恥蜜の量。水溜まりができるんじゃないかと思うほど、際限なく流れ出る。
「せ……先生、どうしよう……。零れちゃう……」
急に、文乃が困惑の泣き顔になった。恥ずかしいというよりも、シートを汚してしまわないか心配しているんだろう。この期に及んで生真面目さを発揮する少女が可愛くて、胸のときめきが止まらない。
「構わないわ。いっぱい溢れさせなさい……」
チュッと頬に口づけ、唇を重ねる。彼女も珠理の腿に跨がり、思いきり吸い返してきた。遠慮も手加減も必要ない。二人は相手の秘部に指を突っ込み、思いきり掻き回した。
「は、あ……! せ、せんせ……。そこ、痺れ……あッ!」
「守本さんも……上手……。あ、穴のとこダメ……。感じすぎて……あぅンッ!」
淫唇を震わせ、膣口をくすぐり、体内を駆け巡る快感で全身が強張っていく。文乃の淫液が太腿に垂れる。珠理のも、お尻の下のスカートを濡らしているだろう。けれど構わない。もっと彼女を気持ちよくさせたくて堪らない。
「守本さんの……熱い……。もっとお漏らしして……」
「珠理先生も、もっと、もっといっぱい……ンぁっ」
文乃の腰を抱き寄せる。彼女も珠理の頭を掻き抱き、舌の絡み合いに夢中になる。二人の身体が、キスと愛撫でまったく同時に昂っていく。
「あぁぁ……もう、もう……先生、先生っ」
「私も……も、守本さんッ」
互いの名前を呼ぶ声が、狭い密室でこだまする。甘くて切ない響きに、ゾクゾクと背中をくすぐられる。
本文中より抜粋
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