(そんな姿を見せたら、また興奮するだろ……!)
「んちゅぅ……精液ってこんな味がするんだね。苦いけど、嫌いじゃないよ。ディノのだからかな?」
そんなことを言い、精液を嚥下してしまった。
十分に驚きに値する光景であり、まさか精液を飲み込むなどと思っていなかったディノだが、ケイトはさらに驚くべき行動をとる。
「こっちも綺麗にしてあげるね」
「──え? どういう──ちょっと待って、それはっ」
止める間もなくディノの股間に顔を埋め半立ちとなった亀頭を咥えてしまった。
「──んっ、ちゅるっ、ちゅるるるっ」
赤いショートカットを揺らして肉棒に吸いつき精液を嚥下する少女の姿は、男装していることなど忘れさせてしまうほどいやらしい。
(やばいっ、口でするなんて、ああ、くそっ、気持ちいいっ)
舌が陰茎に絡みつくたびに快感が津波のように襲いかかり、射精したことで固さを半分失っていた肉棒が再び固くなっていくのがわかった。
肉棒を頬張っていた少女がそのことに気づかないはずがなく、一度口の中の動きを止めると、上目遣いでディノを見る。
「節操がなくてごめん……でも、口でされたら誰だって──ぐっ」
謝罪するディノに、少女は気にしないでと言わんばかりに柔らかい笑みを浮かべ、口奉仕を再開した。
「んぢゅるっ、んぢゅるるるるっ……んちゅるっ、ぢゅるるるうっ」
精液と唾液にまみれた男根を掃除するためではなく、明らかに快感を与えるための口淫として舌が絡みつき、亀頭を吸いあげる。
唾液が絡まりジュルジュルと少女の整った唇から音が漏れ、今まで以上に興奮と刺激を得ていく。初めて受ける口奉仕による快感は想像を絶し、腰が抜けそうだった。
(ケイトの口の中、すごくぬるぬるして──火傷しそうなほど熱いっ)
少女の中に肉棒を収めたいという衝動が叶い、興奮以上に嬉しさがこみ上げてくる。
熱を帯びた舌が亀頭を中心に絡みつき、ときには吸いついてくるのだから、二度目の射精はすぐそこまで訪れていた。
初めてだとは思えないほど夢中に男根を頬張る少女の姿に胸が高鳴る。顔全体を上下させ、唇をすぼめて肉棒をしごく姿からはかわいらしさが消え、淫猥にしか見えず、目が離せない。
「ケイトっ、そんなにされたら、またっ──」
果ててしまいそうな快感に抗えず声をあげると、少女が悦び口奉仕に、指が加わる。
陰茎の先端を中心に唇と舌で刺激し、肉棒のつけ根を指で輪を作りしごきだした。快感が強くなり、腰が浮かぶ。少女の口内で肉棒が跳ね、喉の奥に触れてしまう。
「──んぶっ、んむぅううっ、んぐっ、げほっ、げほっ、はぁっ、んぶっうううぅっ」
本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
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