「むぐっ、んむっ、くはっ、おぐうううっ! 喉っ……つ、突かれひぇぇ……あぐっ、おおおおおっ! こぉっ、こんなっ、んぐっ、わらひぃ……がぁっ、あふううっ!!」
掴んだ頭を引き寄せ、喉奥を抉るような勢いで亀頭を叩きつける。
そのたびに薫は背筋を仰け反らせ、唇の隙間から呂律の回らない甘声を漏らした。
少し苦しげに歪んだままの表情だが、頬を染める朱色はより濃くなっている。
下からむわぁと立ちのぼってきているのは、妙に甘ったるい香り。
その発生源──美姉の股間に視線を向けると、袴のふともも辺りがわずかに湿っているように見えた。
「薫姉、もしかして濡らしてるのか? 弟に、こんな風に無理矢理口へチンポ突っ込まれてさぁっ! 口をオナホみたいに使われて、それでオマ○コ濡らしてるのかよ!!」
すっかり火がついてしまった聖哉は、ためらいなく乱暴で淫らな単語を混ぜて悶える美姉を責めた。
ほんの少し前までは考えられなかった自分自身の変化に内心戸惑うが、それ以上に薫の見せる痴態が少年の気持ちを暴走させる。
「んふっ、はぁ、そんなっ……私はぁっ、ちがぁ……んくぅっ、どうして、こんなことで……んぐっ、身体、感じてぇっ、もうっ、ひふぁっ、んむっ、ちゅううっ!」
脱力し、聖哉にされるがまま口を使われている薫が、恍惚と呟き漏らす。
乱暴に扱われ、より快感が高まってきているのだろう、落ち着きなくふとももをすり合せているのが、袴越しにもはっきりとわかった。
そこから漂う甘い蜜臭も濃くなり、間違いなく悦んでくれている。
そのことが少年の免罪符となり、頭を掴む手に自然と力が篭もり、姉の口を射精するための道具として、ただひたすら乱暴に味わっていく。
「んちゅっ、じゅるっ、ちゅうぅぅっ、んむうううう! くぁっ、ああっ!! せぇ、聖哉の……臭いっ、濃くなって……こんなっ、私はっ、もぉっ、んふうっ、おおおっ♪」
姉の声が嬉しそうに跳ね上がり、舌が媚びるように竿肌を舐め続ける。
短い間隔で亀頭がぶつかる喉粘膜も熱く震え、そんなすべての刺激が聖哉を耐えがたい強烈な絶頂へ導いていく。
「くっ、ああっ、で、出る……薫姉っ、出るっ!!」
背筋を駆け上ってきた射精衝動で意識が飛び、頭の中が白く染まる。
そのタイミングで掴んだ頭を引き寄せると同時に腰を突き出し、喉にがっちりとペニスをはめるようにして欲望を解放していく。
本文中より抜粋
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