自然とレオニードの腰使いは激しくなる。
「あぁ、あぁ、あぁ」
圧倒的な牡に犯されて屈服する悦び、というのが女にはあるようで、決して優しくない男に犯されながら、ハウルカーラの口元からは牝の吐息がひそやかに漏れた。
(はじめてだってのにもう感じてやがる。これは仕込みがいがある女だぜ)
圧倒的な牝に捉えられた肉棒を、キュッキュッと締められて、レオニードは我慢の限界に達したが、漁色家の意地で、なんでもない風を装って告げる。
「そろそろ出すぞ」
「あ、ナカは、ナカはやめて」
「なんでだ? 魔法で掃除すればいいだけだろ」
小首を傾げるレオニードに、背後から犯されているハウルカーラは必死に訴える。
「で、でも……万が一ってこともあるし、いままだ戦時下だし、妊娠したら困る」
「戦時下だからこそ、後悔を残さないようにしないとな。セックスは中出しで楽しんでこそだろ」
口ではなんだかんだと理屈をこねながらも、その実、我慢の限界に達していたレオニードは容赦なく逸物を最深部まで叩き込んだ。
ゴリッ……。
亀頭部の切っ先が、子宮口を捉える。
「ひぃ」
本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
|