「あんっ! やめっ、んあっ、あふぅん! だめぇ、こする、なぁぁッ……!」
絶頂の余韻が残っているためか、今なお敏感になっているらしく擦れば擦るほど蜜が溢れてくる。腰が小刻みに跳ねあがって入り口粘膜がヒュクヒュクとわななく。
「メル、こんなんでも感じてくれるのか。ああ可愛い、エッチだ、素敵だ……!」
内心焦っていたルーイだったが次第に自信を持ち始めた。ミスしても相手は感じてくれる、それが嬉しくて何としても成功させようと思う。熱い粘膜との触れあいも気持ちよく気分は少しも萎えなかった。
やがて亀頭が手応えを感じ、膣の入り口をどうにか捉える。
「こ、ここか? やった、入れるぞメルっ」
「ひぃ、よせ、やめろぉぉッ……!」
先端が入ったのを悟ったメルが、か弱げな声で訴えてくる。
「頼む、入れ……ないでくれぇ……入れられたら俺、ほんとに女になってしまうぅ……」
力がすっかり抜けていながらも一線を超えることを頑なに拒否しようとする。超えればすべてが変わってしまうと本能的に悟っているみたいに。
けれどルーイは、もはや自制することなど不可能だった。
「メル……怯えた顔も可愛い。惚れちまう、大好きになっちまうっ……!」
「よ、よせ、顔を寄せるな──んっ、んんんっ……!?」
──ちゅっ、くちゅっ……
仰向けの肢体を抱くようにして、唇を重ねて強く吸う。
戸惑ったような彼女の声。恥じらいに揺れる赤い瞳を改めて素敵だと感じながら、少年は腰をぐっと押しこみ、
「んんっ、んんんんんんッッ!!」
──ぶつっ、ずぷずぷずぷっ!
入り口近くにある濡れた甘い抵抗感、それを亀頭が突破して、サオまで一気に入りこむ。
少年にも分かる。美少女魔王がついに処女を失ったのだと。
「んんんっ〜〜うあっ! はぁはぁはぁ、くそぉ、ほんとに、入れやがったぁぁっ……!」
本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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