「ひ、ひぃ! いや、いやいやいやぁ! それっ、すごすぎます! だ、だめっ、ひ……そんなにしちゃだめですッ!」
「だめじゃなくて、イイ、でしょ? もっともっとしてあげる」
最奥に亀頭をめり込ませたまま小刻みに突き上げると、敏感な鈴口とエラのでっぱりがコリコリした熱い肉に徹底的に扱きあげられる。腰がチリチリと心地よく痺れ、睾丸がきゅっと縮こまっていく。
「ううぅっ、ぐぅう、んぐぅううっ」
膣奥をグリグリ揺さぶられて、猫耳を反らした少女は獣さながらの低い唸り声をあげた。
甘く甲高い啼き声も非常によいが、あまりの快感で本能のまま衝動的に唸る声もものすごくたまらない。無我夢中でセックスを、この享楽を楽しんでいるのだとわかる。
「すみれ……ッ。俺の、すみれぇ……!」
腰椎にビリビリと強い快電流が走る。早々に射精の予感がして、和馬はラストスパートをかけた。彼女もひときわ高い愉悦に襲われたのか、うわずった甲高い声で叫ぶ。
「はひっ、ひぃ、い、イきそう……っ。かずまさ……わらひ、も、イク! い、イクイクイク……! ああっだめッ、だめぇぇぇえ!」
「っ、すみ、れ……! ぅ、ぐ…………!」
「あああぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ…………!」
どくん、と。二人の心臓が同時に跳ねた。
脳天まで突き上げる愉悦にペニスを引き抜いた瞬間、どぷっ、ぴゅるる、びゅぷっ……と二度目の射精が始まる。すみれもつま先をきゅうっと丸め、腰をガクガク振って盛大に達した。
本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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