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「いいんですよ、お兄様♪　誰にも文句言わせません♪　だから、思いっきりメルのことを孕ませてください。お兄様のチンポも、メルの子宮にいっぱい赤ちゃんの素を出したくてビクビクしてます♪　ほら、早く、早く♪　種付け、種付け射精、メルの子宮に夫婦の証プレゼントしてください。いぃっ、イク、あぁっ、メルもイキます！　いっぱいお兄様の愛を感じてぇ、イク、イク、あはっ、お兄様を独り占めにしてイクぅぅっ！」
　妹賢者の嬌声が一オクターブ跳ね上がった直後、膣壺が肉幹を促すように大きく波打った。同時に兄勇者の腰の真下から新たな触手が生え、抵抗する間もなく力いっぱい突き上げることを強いられる。
　ずりゅうううっ、ずっぷっ、ずぶりゅっ、ずっぷううううう！
　肉粘膜を剛直で抉り擦る派手な挿入音。先端が槍のごとく行き止まりの壁を貫き、さらに温度の高い肉室に滑り込んでしまう。
　愛しい妹に激しく求められる悦び。ペニス全体が甘美な痺れに包まれ、芯まで蕩けてしまいそうな快感。勇者として数多くの苦難を乗り越えてきた少年でも、この誘惑を堪えることはできなかった。
「イク、俺もっ、あああっ、出る、メルの中で……イッ、くっ、ぐううう！」
　びゅるるっ、びゅ──びゅぶっ、びゅるるるるるるるるっ!!
　ドクンッと肉幹が激しく脈打つと、堰き止めていた欲望液が怒濤の勢いで迸る。

本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。