いつしか足も下ろして、M字開脚になったヒルデガルドは、寛いだ姿勢になってしまう。 それだけではなく、いつしか両手でインナー越しに、乳房を揉み始める。 インナーを左右に開き、乳首を引っ張り出すと、それを指先で抓んでシコシコと弄ぶ。 なかなか手慣れた仕草だ。 (あ、こいつ、さっき女はオナニーなんてしない、なんて言っていたくせに、やり込んでやがるな) そんなユーマの視線の意味を察したのか、ヒルデガルドはいささか罰が悪そうに口を開く。 「なにその眼。おっぱいも触りたいってわけ?」 「……ああ」 「ダメだ。貴様なんかに触らせるのはもったいない」 そう嘯いたヒルデガルドは、挑発的な表情を作りながら、ユーマに見せつけるように自らの乳房を大きく揉む。 単に大きいだけではなく、ムチッとした姿には中身まで実が詰まっていると思わせる弾力がある。思わず「若いって素晴らしい」と絶賛したくなるような我儘おっぱいだ。 「……」 陰唇を舐めながら、ユーマは幻惑される。 男に陰唇を舐めさせながら、自らは乳房を揉んでいたヒルデガルドは、不意に自らの右の乳房を持ち上げると、顔を下げて、赤い舌を伸ばした。 ペロリ、ペロリ、ペロリ……。
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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