「ひぃ、だめ、ひぃ、そ、そこは……だめ、し、痺れる……」 「でも、気持ちいいでしょ」 「は、はい……でも、頭の中が真っ白になってしまう。ああ、気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい♪」 清純派のお姫様は、ろくでなしの男の魔の手にかかり、再度絶頂した。 「あああ〜〜〜」 ぴゅっ〜! 弄られている膣孔と淫核の間から、熱いゆばりがさながら小さな蛇のように跳ね上がった。 (あらあら、おしっこちびりながらイってしまったか) 自分が仕上げた仕事にリュシアンは満足する。 「はぁ……、はぁ……、はぁ……」 男の腰の上でM字開脚しているルシアナは、荒い呼吸をしていたが、やがて落ちついてくる。 それを見越してリュシアンは再び背後から優しく抱き締める。 「いかがでしたか? 楽しんでいただけからよろしかったのですが……」 「それは……はい。その……雲にでも乗っているかのような気分でした」 「それはよかった」 慇懃無礼にルシアナを無理やり絶頂させておきながら、事を終えたリュシアンはあくまでも紳士的に応じる。 「それでは……そろそろ行きますか。お付きの方たちが心配しているかもしれませんよ」 「え……?」 リュシアンの言葉に、ルシアナは驚く。 そして、いそいそと口を開く。
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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