こくりと頷いた彼の手が汗みずくのお尻を掴んだ。むっちりと肌がたわむぐらい指に力を込めて情熱的に揉みしだきながら、いっそうピストンの勢いを強くする。 「ふぁ♥ っぁあン♥ お兄ちゃん♥ お兄ちゃんっ♥」 びりびりと電気が流れるような強烈な快美が突き捏ねられる蜜肉から生まれて、光里はうわごとのように何度も兄を呼んだ。 「あぅン♥ っぁはぁ♥ ぁン♥ 好きぃ♥ お兄ちゃん大好きぃ♥」 「光里ちゃん……光里ちゃん……! 僕、また……!」 お兄ちゃんも切なげに呼び返しながら、出したばかりの精液をおま○この中でぐちゃぐちゃに掻き混ぜるように激しくおちんちんを出し入れする。 呼吸のペースが短く速く、腰の動きもまるで奥へ奥へと先っぽを押し込んでいくような細かいものへと変わっていく。 出したいんだ──そう直感した瞬間、光里の膣肉もきゅうと窄まり、甘えるように彼の肉竿に巻き付いた。 「いいよ、お兄ちゃん♥ 出して♥ 出してぇ♥」 お兄ちゃんが力強く腰を突き出す。赤ちゃんの部屋の入り口が真下からぐにゅりと押し上げられて、ずぅんと重たく腰下が痺れて頭の中が真っ白になる。そして──。 「光里ちゃん……っ。う゛うーーーーーっ」 びゅく、びゅくっ、どぷっ! と。重たい唸り声と共にお兄ちゃんはわたしの中でまた射精した。
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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