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 「ピチャリ、ピチャリ、チュルリ、ジュルリ……うん♪」  初めての舌技だろうに、なかなかに上手い。いや、どんどん上手くなっていく。  (頭のいい女は、フェラチオ上手だ、と言われるからな)  たちまちのうちにコツのようなモノを掴んだのか、カプリと亀頭部を呑み込むと、ジュルジュルと卑猥な音を立てながら頭を上下させた。  それでいて、口が外れないように、肉冠の裏の部分で、唇をきっちり止めている。  「ふむ、ふむ、ふむ……」  技術は上がっていくが、口取りに集中するあまり、腰を動かすことは出来ないようだ。  切なげに震えている。  見かねたシハラムは、その尻を抱え寄せて、陰唇を舐めた。  「うぐっ! うむっ! うむっ!」  口が塞がっているアーゼルハイトは、驚いたようだが、止めようとはしなかった。  そこでシハラムは入念に、処女陰唇を舐め回してやる。  アーゼルハイトもフェラチオをやめないから、女上位のシックスナインだ。  「ぷはっ」  ふいにアーゼルハイトは逸物から口を離した。  「さすがはおにい様ですわ。わたくしだって負けませんよ。知っているですから、殿方がどうされると喜ぶか? うふふ、おにい様もイチコロですわ」  そう嘯いたアーゼルハイトは、自らのスレンダーな体躯とは裏腹に、凶悪なまでに前方に飛び出て、しかも重力に圧勝している乳房を、左右から抱き寄せた。  そして、いきり立つ逸物を胸の谷間に抱き抱える。  (こ、これは……っ!?)  弾力に満ち満ちた双乳の間で、逸物が揉みしだかれる。  「うふふ、おにい様ったら、ほんと、どうしようもなくいいかっこしいなんだから。素直にわたくしのおっぱいの中で果てるといいわ♪」  誰に教わったのか知らないが、なかなか練達なことである。  アーゼルハイトは、単にパイズリしているだけではなく、乳房の狭間から飛び出す亀頭部を舐めしゃぶった。  シハラムの方としても負けていられない。  膣孔に舌を突っ込んで、処女膜を舐め回しつつ、会陰部を指で揉みしだき、剥きだしの淫核も捏ね回した。  「あん、そんなところまで舐めるなんて、ああ、このバター犬! 躾がなっていませんわ。あん、そんなケモノ! ケダモノ! インモラルアニマルぅ〜〜〜♪」 
本文中より抜粋  抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。  
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