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生徒会長沢城朱莉のヒミツ
小説:天戸祐輝 挿絵:野村輝弥
 
生徒会長沢城朱莉のヒミツ
 
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人気の生徒会長は
二重人格!?
気になるアノ娘との恋は前途多難!!
 

顔が怖く、周囲に敬遠される少年・耕太は、
下校時に憧れの生徒会長・沢城朱莉と偶然出会う。

普段とは違う活発な様子の彼女と
いい雰囲気になり、二人は交際をすることに。

しかし、授業中と放課後の彼女のギャップは
あまりにもかけ離れすぎていて……!?

 
二次元ドリーム文庫
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN978-4-7992-0295-1 C0193
定価:本体630円+税
発売日:2012年8月14日


 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 

(こ、ここで生徒会長と……沢城とエッチできるっ)
初体験の期待に、頭の中は挿入することしか考えられない。
生唾を飲み込みながら生徒会長の下から這い出した彼は、そのまま彼女とともに立ち上がり、互いの顔を見つめあってしまう。
幼いながらも活発な雰囲気のする顔は、視線が絡まると真っ赤にさせて俯き、彼が手を引くままに従って、机が並んだ場所へとついてきた。
「ほ、本当にいいんだよな」
「う、うん……もうっ、恥ずかしいんだから、何度も言わせないでよ……」
彼女の瞳を見ながら、そっと肢体を並んだ机の上に押し倒した耕太は、ムチムチとした太腿の間に腰を割り込ませていく。
「ふぁんっ、こ、耕太がわたしを……、すこし怖いよ……」
「だ、大丈夫、俺に任せてくれれば大丈夫だから」
初体験の怖さに、細眉を下げて緑の瞳を震わせた沢城が、さっきまでの大胆さを完全に消して、甘えたような声で話しかけてくる。
処女喪失に対しての怖さ。男には絶対に分からないその怖さを拭うように、できるだけ優しい声で囁いてみるが、耕太だって初めてなのだ。
緊張を解くことも、痛くさせない方法も分かるわけがない。
それに、挿入できるという嬉しさに、ペニスがもう脈動して尿道まで痺れている。
とても、乱暴にしないとは言い切れない状態だ。
「それじゃ、いくぞ」
「…………っ」
緊張を隠せない彼の言葉に、机の上で仰向けになった生徒会長が緑の瞳をそっと閉じ、長いまつげを震わせながら頷く。
グリュ……グプッ…………ジュリュジュプ……。
「くぁああっ! 入って……わたしの中に……熱いのが入って……んううっ」
スカートを捲り、指で探り当てた秘孔に亀頭を押し付け、そのまま力を込めて小さな肉輪を押し広げた途端。彼女の肢体がわずかに硬直し、形のいい唇から呻くような声が聞こえてきた。
力を抜いて広げてくれた太腿には、内腿筋が浮き上がって震え、白いニーソックスと片足に巻きついたハイレグショーツとともに、細い美脚の艶めかしく彩る。
「さ、沢城……」
「んあっ……あぐっ……うっ!? はぐぅううううっ!?」

本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。

 
 
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