「す、ご……んぁっ、あふっ、うぅぅん……あんな、キス……はっ、あんむっ……」 「俺らもしただろ、前に……ほら、いまだって……んっ、じゅる、ちゅぶ……」 あごに優しく指を添えてこちらを向かせ、唇を奪う。前のような遠慮がちなバードキスはすぐにやめ、舌を滑らせて唇を舐め上げると、緩みきっていた唇は簡単に開ききり、彼女の舌が這い伸びてきた。 「あむっ、んぐっ……じゅるるっ、んぁ……はぁ、ひしゃ、し……んむっ……」 首に彼女の腕が絡んで、縋りつくように抱きついてくる。それをしっかり抱き返して、柔らかく唾液塗れの舌を吸い、トロトロと唾液を注ぎ込む。グチュグチュと舌を絡ませながら、愛花は喉を鳴らして久志の唾液を飲み下し、うっとりと瞳を開いた。 「はぁ、はぁぁ……も、だめぇ……映画、とちゅ……うっ、んっ……むちゅ……」 「だめなのはこっちだっての……んぐっ、じゅるっ……じゅろぉぉぉ……んっ、ぷぁぁ……はぁっ、止まれるわけないだろ、そんな可愛い顔見せられたら……」 制服の上から胸に手を這わせつつ、お尻に回した手でスカートをめくり上げ、ショーツ越しの柔尻を遠慮なく撫で回す。両手に伝わる柔らかい感触に、牡欲は瞬く間に甘い刺激を与えられ、すぐさまズボンの中でガチガチに勃起してしまう。 「ふぁっ、ん……久志、こ、これぇ……はぁぁっ、あぅんっ……かた、ぁい……」 映画での男優も獣のように息を荒らげ、女優は甲高い艶声を響かせている。それを耳元に感じているのかゾクゾクッと愛花が背中を跳ねさせ、久志の脚の上に跨がったまま腰を何度も揺さぶっているのがわかった。 ズボンの生地と彼女のショーツが擦れるシュルシュルという音、そこに混じって媚肉の奥から染みだすような、クチュクチュという粘質的な水音が聞こえてくる。唇を曲げて笑い、久志はお尻を撫でる手を脚の間に滑り込ませ、指を伸ばして淫裂をなぞる。 「んくぅぅっ……あっ、ひゅっ……んっ、ひさ、あぁっ……」 「愛花の身体、どこもかしこもあったかくて柔らかいけどさ……ほら、ここ……ここだけ特に熱くて、指がグチュグチュになっちまう……なんでだろなぁ?」 「んぁっ、はっ、わ……わかん、な、いぃ……いぁっ、はぁんっ!」
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
|