(こ、こいつ、何でこんなに巧いんだ!?)
とても初めてとは思えない巧みな足コキ奉仕に、海斗は為すすべもない。足で踏まれるという屈服感が、禁断の扉を開けるような興奮を感じさせていた。
「本で勉強したかいがあった。海斗がまさか、こんなにマゾだとは」
「ちっ、違……うおぉっ! くはっ!」
昼間に寸止めプレイをされていたせいで、ボディーガードの逸物は爆発寸前だ。待ち望んでいた快楽を貪欲に吸収して、今にも破裂しそうに膨張している。浮かび上がった静脈と海綿体の盛り上がりが月光に照らされ、卑猥な陰影を作っていた。
しゅっ、しゅりっ、くにゅっ、ぐりぐりっ! 強烈な圧迫感と被虐の快感が、休む暇もなくペニスを襲う。
「マゾ海斗のマゾちんちんが、びくびくしてる。セックスするより、こうして足で踏まれる方が気持ちいいか」
「そんなことは、うっ、くうぅっ、おぉっ!」
「踏まれるのが好きなら、明日からも毎晩足でいじってあげてもいいけど……」
ニヤニヤ笑いながら、メイド長は恋人の男性器をいじり回す。ときおりフェイントのように、激しい摩擦を加えては、海斗の意表を衝く。その度に、海綿体に鮮烈な快感がほとばしった。
どうやらツキも、この変態的なプレイに興奮しているようだ。口元や瞳に、淫らな熱気が感じられる。紅潮した頬が、ひどく淫猥に見えた。
本文中より抜粋
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