ふと気がつくと、兄は猛烈な勢いで妹の秘唇を突き上げていた。背後から湊の背中を抱きすくめ、ぴったりと腰を密着させて犯す。
ぬちゅっ、くぷっ! ちゅぷんっ! じゅぷっ!
強烈な責めに耐えかねて、湊が思わず大きな声を上げた。もう手で口元を押さえていられないらしく、肩越しに兄を振り返って叫ぶ。
「やぁっ、はう、くふぅんっ! に、兄さん、激しっ、はぁんっ! だめえっ!」
「ご、ごめんっ! 何かもうメチャクチャ興奮してっ、止められないんだっ!」
謝りながらも、準一は抽送をますます速める。もっと深く、もっと強く挿入したい。そんな想いに駆られて、妹の媚肉を激しく掻き回す。
淫水でたっぷりと潤った秘部は、そんな兄の想いを存分に受け止めてくれた。無数の襞がざわめきながら、亀頭から根元まで撫で回す。ざらついた凹凸が裏筋を擦ると、火花が散るような快楽が腰椎を貫いた。湊の膣内に、じわりとカウパー液が漏れる。
最初のうちこそ周囲をはばかっていた湊だったが、次第に兄の欲情が伝染していく。表情から焦りや不安が消えていき、少しずつ悦楽の表情が広がっていった。
「はあぁっ……ふっ、あはぁんっ! ひぅっ! いけません……ふあぁっ!」
口ではまだ抵抗する態度を示しているが、口調は既に甘ったるくとろけている。眉間に寄せられたシワは、苦悩ではなく快楽の表情だ。ふと気づくと、湊自身も腰を振っていた。
本文中より抜粋
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