「こんなのが……んっ、ぁ……いいの?」
「ああ。気持ちいいぞ。……そうだ。特に乳首を先っぽの穴の所に擦りつけるようにしてくにくに弄るんだ」
「んっ、こんなので……感じるなんて……お兄さま、変だよぉ……」
尿道に残っていた精液が乳首に絡まり、濡れた乳首がくちゅりと微かにいやらしい音を立てる。
「そうか? 櫻乃だって乳首を立てて感じてるんだろ? ……ん、そろそろ反対側も味わいたいな」
「わたしは、別に……ふぁ……」
右の乳首から左の乳首へ。柳太朗の指示通りに移動させて先端を押しつけつつ、櫻乃は自然と熱い吐息を吐いていた。
「ふっ、ぁ……わたしは、んっ……こんな、お兄さまの押しつけられて感じたりなんか……んっ……や……ぁ……」
否定しつつも、自分から肉棒を勃起した乳首に押しつけ、櫻乃が喘ぐ。
「どうした? 感じたりしないんだろ?」
指を伸ばし、精液で濡れた乳首をキュッっと抓むと、櫻乃が快感の声を上げる。
先端だけに微かな刺激を与えられ続け、焦れた乳房は柳太朗の無造作な愛撫にも激しく反応する。
本文中より抜粋
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