>>戻る
 
百花繚乱 淫獄のサバイバル
小説:綾守竜樹 挿絵:影原半蔵
 
粘るスライム 濁汁したたる触手に
肉悦を開発される四人の闘姫たち!
 
百花繚乱 淫獄のサバイバル
あらすじ
魔界攻撃を画策する組織に集められた四人の闘姫――
潔癖なる女騎士、全身スーツのゴーストサイバスター、肉体を武器にするチャイナ退魔師、そして淫術で魔を祓うくノ一。
リゾート島に巣食うカルト教団始末の試練を課せられた彼女たちは、互いを利用し、あるいは出し抜きつつ、教団と対峙することになる。
そのなか、単独行動を取った中華服退魔師・美麗から、淫辱の罠が開始されるのだった。
淫獣の触手にドレス内の豊乳を貪られ、無数の吸盤で全身の悦感を吸いしゃぶられる傲慢退魔師。
一方、同じく単身で行動する騎士・理香子も、ぬめるスライムに菊肛を穿られ、忌避してきた肉欲を味わわされる。
理性を蕩かされた退魔師と女騎士は、淫魔の誘惑に翻弄されてしまうのだった。

 
二次元ドリームノベルズ197
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN4-86032-268-1 C0293
定価:本体890円+税
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 
 気がつくと上半身だけ倒れ伏し、石畳に頬を密着させていた。頭を起こそうとしても首を動かせず、身体を起こそうとしても右肘に力を込められない。太い動脈を切られて出血し続けているようだった。淡々と深まっていく脱力感のせいで、お尻を突きだした恥ずかしいポーズのまま身動きできない。
 ――ヌロン……ベチャ……ヌロヌロォ……。
 ヘルリックたちは左右の尻たぶに陣取り、ブヨブヨとした舌を伸ばしている。一度舐められたら肌が一生忘れられなくなるヌメヌメ感を、生娘らしからざる深さの谷間に塗りつけている。その底で息づく蕾を――。
「…………あ……ひ……こ、こんな……」
 理香子は、タカをくくっていた。いくら化け物たちに集られたところで、神のご加護があるのだから最悪の事態は心配ない。それ以外の部位なら、どれだけ舐めずられようと汚辱感やくすぐったさに悩まされるだけだ。そう思っていたからつい、殲滅命令よりも自分の身なりを優先してしまった。
 けれど。
 力が抜ける。集中できない。
 せっかく指揮杖を手にしたのに、命を下せない。
「……う、嘘です……こんな……こんなの嘘に決まっていますわ……」

本文中より抜粋

抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
 
 
1つ前のページに戻る
 
KTCトップページへ戻る