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少女怪盗ナイトフェアリー 淫獄の奇術師
小説:倉田シンジ 挿絵:七輝静樹
 
檻に繋がれた少女怪盗による
白濁汚辱の脱出ショー!!
 
少女怪盗ナイトフェアリー 淫獄の奇術師
あらすじ
真紅のレオタードを纏って夜空を舞う怪盗ナイトフェアリーこと久遠寺鈴音。
マジシャンとして市民にささやかな楽しみを提供する傍ら、私腹を肥やす富豪から宝物を盗む義賊の少女は、盗み出した宝石に絡んで殺人犯の疑いをかけられてしまう。
誤解を解くため真犯人である組織の飛行船に仲間とともに乗り込むが、罠から友を逃がすために捕らわれてしまうのだった。
ゲル生物に絡みつかれながらぬめる触手を菊門に挿入されて、淫欲に蕩かされる鈴音。
さらに、自分に恨みを持つ悪徳富豪たちの前で人狼との肛交ショーを披露させられた少女は、肉根に囲まれた檻に入れられ、脱出か服従かを迫られる。
理性と薄生地を白濁に穢された少女怪盗は、仲間を思いつつも、目先の悦楽に溺れてゆくのだった。
 
二次元ドリームノベルズ193
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN4-86032-257-6 C0293
定価:本体890円+税
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 
「わ……私はこんな……こと……ぐら……、っ、ひゃぅ!」
 しかし突然の感覚に言葉は途切れる。
「ううっ、いや、なに……これ……」
 なにかが身体の上に降ってきた。柔らかく、ひんやり貼りついてくる、気味の悪い感触。
「これは我々の研究によって生まれた副産物なんですよ」
 それを垂らしているのはウォンだった。液体と固体の中間、透明なゲル状のものがぼたりぼたりと胸のあたりに落ちてくる。
「こう見えても、この液体は生物です。細胞のような生物でね、融合したり分離したり……ある程度の量で個体として活動を始める。ほら、そのように」
「ひっ! や……きもちわる、い……っ!」
 乳房の谷間で拳ほどに溜まったゲル状液体は、ぶにぶに蠢きながら白く濁り始めた。それがやがて、芋虫のようになって身体の上を這い回り始める。
「そう嫌ったものでもないんですよ? 直接的な害を為すわけではないですからねぇ」
 親指ほどの大きさのものから、胸に貼りついた拳大のものまで。蛇やミミズのような形からナメクジのようなものまで。いくつもの個体が生まれ出てくる。
 それらは鈴音の肌を這い回り、傷に吸いついた。
「うっ、ううううっ……!」

本文中より抜粋

抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
 
 
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