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ナイトシーブズ
小説:薗崎 晶 挿絵:Z O L
 
闇夜を駆け抜ける女義賊を、悪徳警官が狙う。
肢体を包む薄布を引き裂かれ、柔肌を震わせる三人の美女。
少女ミナと元婦警のレイラは無数の牡の劣情を注がれ、
首魁ケイトは、仲間を救うため衆人に恥態を晒すことに。
しかし、それはまだ肉の私刑の始まりにすぎなかった……。
 
ナイトシーブズ
あらすじ
エドモンドタウンの夜陰を駆ける三つの影。

悪徳資産家の財産をかすめ取り、市民に還元する義賊――ケイト、レイラ、ミナの三人は今宵も屋敷に潜入するが、官憲の罠に囚われてしまう。
そして悪徳警官に囲まれた美女たちは、 その肉体で罪を償わされるのだった。
蠢く淫具に膣襞を掻き回されるレイラと、 幼い体躯に刻まれた被虐の性を目覚めさせるミナ。
そしてリーダー、ケイトはその高貴な出自を暴かれ、男たちに屈辱の破瓜を味わわされてしまう……。

加筆・修正と描き下ろしイラストを加えて贈る 『二次元ドリームマガジン』連載作品の単行本化。
やがて、濃厚な牡の劣情に脳裏を染められた怪盗令嬢は、視界を埋め尽くす男根の群れに、はしたなく喉を鳴らすのだった……。
 
二次元ドリームノベルズ085
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN4-89637-134-8 C0293
定価:本体890円+税
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 

ぢゅぐぶぶりゅっ……という、耳を覆いたくなるような破廉恥な水音が響き渡った。

「ひっ、ぐぅうううぅうううッ!?」 桃尻の下敷きになる直前、野生の反応速度を発揮した黒犬が顔を引いた。
そのため半瞬前まで犬の口の中にあった部分は、いまはもう女の腸内に消えている。残るは半分。
波打った菊肉に剛棒を穿たれているせいで、 ケイトの背筋は滑稽なほどに伸びていた。
のけ反った背に浮く肩胛骨と、ガチガチに緊張した腹筋、波打つように震える乳房が女肉を襲う痛苦を物語る。

こらえろと命じたところで下肢に一切の踏ん張りがきかず、そのくせ腰だけは意志に反してがくがくと跳ねる。
とうに限界を超えた膝ではその反動を受け止めることもできず、侵蝕速度はどんどん上昇していく。
それはまさに堕落の連鎖だ。
ひとたび均衡が崩れてしまえば、落ちきるまでは早いものだった。
肩胛骨の合間に滲んだ汗が、つうっ、と滴った。
後背筋の縦筋を滑り、尻肉の谷間に流れこむ。
菊門の螺旋に汗が絡まるたったそれだけの感触ですら、磨き抜かれた性感にとっては脅威である。
絞るような嘆息が、喉の奥からひとりでに漏れ出した。
「くひゥッ……っは、ぁはぁ……ふアッ……!」 「処女のくせにケツ穴で、しかも犬なんぞに責められて悦ぶとは、 見どころあるぜ、お前」
感じている、悦んでいる……
一回、また一回とその言葉を浴びせられるうちに、 肉体の変化を意識せずにはいられなくなった。

本文中より抜粋

抜粋文とイラストは一致しない場合があります。

 
 
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