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監獄の堕天使 バトルマーメイド
小説:小湊拓也 挿絵:あめいすめる
 
3WGPチャンピオンの覆面レスラー、バトルマーメイド。
表の世界を追われた彼女を、非合法地下リングが祝福する。
降臨した青き闘女に襲いかかる、獣のごとき猛者の迸る劣情。
観衆の前で衣を引き裂かれ、発情を強いられた女レスラーは、
闘志漲る肉体に眠る獣欲を目覚めさせてしまうのだった……。
 
監獄の堕天使 バトルマーメイド
あらすじ
3WGPチャンピオンの覆面レスラー、バトルマーメイド――生島翔子は、自分を慕う後輩を守るために暴力沙汰を起こし、自らリングを去ることとなる。

そんな彼女の前に現れた元チャンピオン、北上早矢香。
かつて翔子に苦汁を舐めさせられた先輩は、彼女を非合法地下リングへと駆り立てる。
復讐に燃える女の罠と知りつつも、翔子は再びマスクを纏うのだった。
日の当たらぬリングに降臨する青き闘女に、獣のごとき猛者の舌が伸びる。

引き裂かれる衣から汚れを知らぬ乳房が溢れ、発情を強制された肉体は痛みさえも愉悦へと変換し、闘志漲る女の身体を桜色に染め上げる。
やがて試合の中で屈辱的な破瓜を迎えるバトルマーメイド。 だが恥辱のファイトはまだ終わらない。
 
二次元ドリームノベルズ079
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN4-89637-125-9 C0293
定価:本体890円+税
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 

噛み締めた歯の内側に絶叫を籠もらせる翔子。
じわり、と少しだけ溢れ出した涙がマスクを濡らす。
もはやどうすることもできず、膝から下はニーパットにレガースにシューズという完全装備で顔には青い覆面、だがそれ以外は全裸という女子プロレスラーの恥態が露わになった。
鉄川もブラックバイパー一号も一瞬、息を呑んだ。
まばゆいばかりの肌の白さが、裸の股間にまで及んでいる。
無惨に剥ぎ取られた最後のマリンブルーの下に、陰毛の黒さはなかった。
つるりとしたその部分の中央に一本の縦線が走っており、その周囲だけがうっすらと処女のピンク色を帯びている。
剃っているわけではなく、生まれつきこうなのだ。
中学生になっても卒業してアテナ・ジャパンに入っても生えてはこず、春菜ですら生えているというのに二十歳のいまでも幼児のような無毛状態を保っている翔子の秘部。
自分以外でこれを知っているのはあの後輩の少女の他には一人の女性だけで、男の視線にここまで晒されたことなどなかったのだ。
つるつるの白い股間で、初々しい桃色の陰唇が恥ずかしげに縮まっている。
どこにカメラを仕込んであるのか、その様がスクリーンに大写しになった。
残酷なほどの高画質で映像化された翔子の恥部。
客席の沸きようは熱狂的というよりも発狂寸前だ。
(見られた……あたしの一番恥ずかしいとこ……こんな大勢に、 こんな奴らに、こんな、こんなぁ……っ)

本文中より抜粋

抜粋文とイラストは一致しない場合があります。

 
 
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