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堕とされし聖鎧
小説:波夕時 挿絵:椋木 尋
 
聖騎士として部隊を率いる隊長エレノアは、
異教徒との激闘の末、その身に呪いを受けてしまう。
精液を飲まねば生きられぬ身体にされた彼女は、
高まる性欲に抗しきれず、処女の純潔を散らせた。
気高き女騎士は堕ち、欲に溺れる牝へと変貌を遂げる。
 
堕とされし聖鎧
あらすじ
栄えある騎士として戦地に赴いたエレノアは、そこで身に受けた呪いによって病に倒れた。

狂おしいほどに熱く火照るその肉体が欲するのは男の精。
それを飲まねばそのまま死に至るという邪教の呪いに、エレノアは逆らうことができなかった。
気高き女騎士が下士官の股間にむしゃぶりつく……。
快楽に流される自分の身体を苦々しく思っても、それを制御することはできない。
請われるがままに肢体を開き、誰も迎え入れたことのない蜜壺に男たちを受け入れる彼女は、部下たちを狂わせ、自らも淫獄に堕ちていく。
プライドが羞恥に、渇望が堕落へと変わるとき、快楽は理性を覆い隠し、陵辱に身を狂わせた女騎士は自らの身に降り注いだ欲望の残滓を舐め取るのだった。
 
二次元ドリームノベルズ046
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN4-89637-067-8 C0293
定価:本体890円+税
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 

聞こえているのかいないのか、蕩けた表情のままのエレノアの半開きにした口からは、何も言葉は出てこない。
しかしその時、左膝が立てられ、両股の間がわずかに開いた――
それを肯定の返事と理解したアルダットは、目をらんらんと輝かせながらエレノアの足元にひざまずき、左膝の裏を右手で支えて静かに持ち上げ、できた空間に自分の身体を押し入れた。

「隊長さん、やっぱりあんたは下っ端思いだよな……  感謝してるぜ。お返しに、たっぷりヨガらせてやるからな……」

上擦る声でそう言いながらズボンを引き下ろし、下穿きも足首側にずらす。
そんな男の動きを、抗う素振りも見せずに、エレノアはただ見つめていた――

淀んだ水のようだった彼女の瞳が動きを見せたのは、アルダットが鼻面を下草に埋めた瞬間である。

「ひっ、あぃ……やめ、何、そんなとこっ……んあっ!」
「お、こんな折だから、ちゃんと洗ってねぇだろ?  チーズみてぇな、いーい匂いがするなぁ……こんなのも久しぶりだ」

洗うだなんて、考えたこともなかった。
エレノアの顔が真っ赤に染まる。  「嫌だっ、やめろ……そんなことっ……!」

本文中より抜粋

抜粋文とイラストは一致しない場合があります。

 
 
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