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汚されし王冠
小説:暮浪夕時 挿絵:ZOL
 
小王国セルティアに突如勃発したクーデター。
囚われたエリシア王女とその側近セリア。
監禁、調教、そして名も知らぬ男たちによる輪姦。
衆人環視のもとに女たちの淫虐は繰り広げられ、
羞恥心と劣情がやがて歓喜へと変貌を遂げる。
 
汚されし王冠
あらすじ
世界に近代化と拡張主義の波が押し寄せるなか、豊かな小王国セルティアに上がった戦乱の炎は、昨日までの平穏な日常を突き崩し、心の深淵に潜む欲望を引きずり出した――。
突然のクーデターで幽閉の身となったエリシア王女とその側近である親衛隊隊長セリア。
蜂起に荷担した隣国の総督レオンは、王家の生き残りである王女を喜悦でもって籠絡し、国を乗っ取ろうと企んでいた。
エリシアとセリア、異なった美しさを持つ二人は、敵の手に弄ばれ、汚され、ただひたすら堕ちていく。
純真で可憐なエリシアの心は快楽という名の麻薬に侵され、精悍で凛々しいセリアはそのしなやかな身体から湧き出る淫熱に懊悩する。
男たちの増殖する欲望に、女たちの純潔は無惨にも引き裂かれていく……。
 
二次元ドリームノベルズ029
発行:マイクロマガジン
ISBN4-89637-038-4 C0293
定価:本体890円+税
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 
「おい、出したんだったらさっさと代われや」
至福の表情のヤネクに、次の順番の男が、焦れた様子で声を荒げる。
「悪い……しかし、相当の上玉だぜ、こりゃ」
「そうかいそうかい、そりゃ結構」
しかし、いそいそとセリアの背後に回った男が指を伸ばしたのは、後ろの方の穴だった。
唾液と愛液と精液の混ざり合った体液のローションが、太股を伝い流れて膝頭の辺りまで達しているのを、改めて指ですくい取り、菊座と直腸粘膜の入口へ丹念に塗り付け直す。
「駄目、そっちは嫌っ、駄目ぇっ!」
「んなこと言われたって、好きなものは仕方ねぇべ……いくぜ、隊長さんよ!」
両の指先で大きく双臀を割り開き、凛々と張り詰めた男根の先で入口を確かめてから、男は菊座を一気に貫いた。
「くぁ、あ、あぁーっ!」
息が詰まるような圧迫感に、セリアの意識が寸断しかける――
だが、薬で昂ぶらされた神経、さらに新たに始まった肉槍の荒々しい責めとが、彼女に休息を与えるはずもない。
いずれにしても、後にはまだまだ、新手が大勢控えているのだ……。

本文中より抜粋

抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
 
 
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