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ひまわりスタンダード 下巻
小説:柚原季之 挿絵:ぽん酢
 
お闇を彷徨う向日葵の心……
その笑顔を取り戻すために
哲太は進むべき道を拓いていく
ちょっと不思議で、えっち&ハートフルな
アダルトノベルの異色作
 
ひまわりスタンダード 下巻
あらすじ
兄に似た男からの裏切りと陵辱で自殺未遂を起こした向日葵。
しかし、男への復讐というかりそめの解決では、心に抱えた深い傷を癒すことはできなかった。
相変わらず心を閉じ悲しみに身を沈める向日葵だったが、心を翳らせていたのは哲太も同様。
未だに想いが迷走し自分の気持ちが確かめられない哲太を、義理の母である祐里子は自らの身体で優しく導く。
おなじく、哲太を慕う志津や、向日葵に憑依した精神体「夕霧」も、そんな二人を助けるべく動き出した。
祐里子、志津、夕霧……
向日葵と哲太を見守る様々な人々に見守られ、二人は進むべき道を探り始めた。
 
二次元ドリームノベルズ017
発行:マイクロマガジン
ISBN4-89637-012-0 C0293
定価:本体890円+税
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 
正常位のままで猫のようにじゃれついた俺は、祐里子さんの首筋や頬をぺろぺろと舐めていた。
やがて、互いの顔を舌で舐め合いながらも、腰を前後左右に動かして子宮口を亀頭で探り当てようとした。
「あんっ……もっと可愛がってあげるから……」
耳元で甘い声が囁くと同時に、肉の摩擦による卑猥な音に耳を澄ましていた。
くちゅ……ぴちゃ……ぬぐぅっ……ぐちゅっ……
そういう湿った音が、聴覚から他の感覚に影響して、連鎖的に感覚を高めていた。
同じように感覚が高まってきた祐里子さんは、自分の腰を両手で持ち上げるように突き出してきた。
結合部がせり出した感じになり、出し入れしているペニスの動きが手に取るように分かる。
亀頭に引っかかっては形を変え伸縮している肉襞は、尻を持ち上げてアヌスが締まったことと連動して、ペニスと膣肉の密着度も高めてきた。
膣の中に溜まった溢れんばかりの愛液を露出した肉襞に滴らせ、それでも零れた愛液が尻の窪みに沿って垂れて、アヌスへと流れていく。
まだ腰を持ち上げている祐里子さんの両手に添えるような形で俺の手を被せて、中腰っぽい体勢から、片膝突いて立ち上がったような体勢に変えつつ、腰の動きを強めていった。

本文中より抜粋

抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
 
 
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