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白いマルタの十字の下に
小説:黄支亮 挿絵:G−零式・刹
 
人間に仇なす魔獣と、それに戦いを挑む聖病院騎士団。
彩人が巻き込まれたその戦いは、
歴史の裏で延々と続けられてきたものだった。
うねる触手、犯されていく騎士団員、訪れる絶望……。
凄惨な凌辱劇が繰り広げられるなか、彩人は美女レイコと出会い、
運命に導かれるように、その渦中へと身を投じていくのであった!
 
白いマルタの十字の下に
あらすじ
羽仁彩人が遭遇した奇怪な生き物。
魔獣と呼ばれるそれは、人類の歴史に影を落とす宿敵であった。
本能のままに犯し、蹂躙し尽くす。
凶暴な魔獣によって繰り広げられる凌辱の宴に、人間は為す術を持たないかにみえた。
だが、人類にはそれに対抗する切り札が存在する。
それが「聖病院騎士団」と呼ばれる組織だ。
その隊員であるレイコと出会った彩人は、まるで運命に呼び寄せられるかのように、事件の渦中へと身を投じてゆくことになる。
人類に牙を剥く魔獣と、それに抗する聖病院騎士団。
闇の中で延々と繰り広げられてきた戦いが、いま急速に、彩人を中心として動き出す。
 
二次元ドリームノベルズ012
発行:マイクロマガジン
ISBN4-944000-10-4 C0293
定価:本体890円+税
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 
「んおおーっ! んんーっ! んんーっ! んーっ!」
怪物の肉柱がぐりぐりと江崎の肉の花弁をこじ開けにかかった。
手入れの全くされていない密林の奥、大きく発達した不細工な二枚貝が、魔獣によって少しずつ貫かれていく。
江崎は苦痛と快感の相半ばする複雑な感覚に顔を左右に激しく振った。
その弾みで女の銀の眼鏡が飛び、床の上でレンズが砕けた。
「んんーっ!」
女の口から絹を裂くような悲鳴が続く。
怪物は良く湿った女の入り口をこじあけることに成功した。
そしてそのまま女の膣内のさらに深くに、延髄を打ち込もうとする。
ぐりぐりぐりりっ
「んんっ、んんっ、んんっ……」
旋回し律動する怪物の一部は、女の必死の抵抗を無視して彼女の膣内深くに打ち込まれた。
江崎は顔を真っ赤にし、荒い鼻息をついて身を硬くしている。
必死の形相で屈辱に耐える女を怪異はさらに激しく責め立てる。
女の肉壺の内に深く打ち込まれた怪物の一部がぴくぴくと蠢いたかと思うと、ゆっくりと前後にスライド運動を始めたのである。
「んんーっ!」

本文中より抜粋

抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
 
 
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