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ボクのメイドは同級生
小説:神楽陽子  挿絵:犬洞あん
 
ボクのメイドは同級生
 
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「…んもう 今日は特別ですよ? ご主人様」

才色兼備な同級生がなんとボクのメイドさん!?

 

ごく普通の少年、一誠と、クラスで人気を集める委員長、萌葱。
一見正反対の少年少女だが、家に帰れば立場が一転、
ご主人様とメイドの関係に!

主に思いを寄せるメイド&委員長の
二つの顔を持つ萌葱に対して、一誠は……!?

 
二次元ドリーム文庫155
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN978-4-86032-903-7 C0193
定価:本体630円+税
発売日:2010年4月9日
 
特典情報

協賛書店各店様でのお買い上げの方に先着で、
ショートストーリー付きA4カラーポスターをプレゼント!
※数量限定となります。品切れの際はご容赦ください。
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(※別ウィンドウで開きます。)


 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 

 メイドは明らかに無理をしていて、彼女の腰から下は震えてばかり。それでも、愛するご主人様のため趣向を凝らしてくれた。おぼつかない手でティーポットを取り、秘裂の真上で恐る恐る傾けていく。
零れ始めたのは半透明の、上品な金色が美しいロイヤルストレートティーだ。
「メイドであることに、ぃはあ、ご主人様にお仕えすることに、今初めて自信がなくなりそうです……やんっ零れちゃ、ぁふ、零れてしまいます……!」
 こぽこぽと音を立て、肉のカップを潤す。
しかし堪えきれない恥ずかしさで、どうしても手元が狂うらしく、量も多すぎて溢れてしまう。無数の雫が処女の股間を枝分かれに伝い落ち、シーツに染みた。
(萌葱がパンツ脱いで、こんな風に……)
 ベッドが汚れることなど気にもならない。少年はまじまじと一部始終を眺め、紅茶の溜まった肉の隙間に、食欲ではないものを込み上がらせる。
 呑みたい。味わいたい。
「はあ、さ、冷めないうちに……どうぞ?」
 萌葱のほうが物乞うまなざしで、薄く開いた唇から呼吸を鳴らす。青柳の眉を八の字に倒して、みっともないくらい涙ぐむ。
(もっもうボク――!)
 抑えてなどいられない。頭に熱のまわった少年は、ぱくぱくと宙を何回も噛んで、呑みくだせない量の生唾もろとも舌を垂らした。
「ほんとに、い、いただくよ? んもぐっ、はあっンぢゅ!」
 問いかけの返事は待たずに、メイドのあられもない股座にかぶりつく。零れた紅茶を回収する軌道で、まずは太腿の付け根を、下から上へと舐め上げる。

本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。

 
 
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