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「うっ……っ……っぁ……」
堅悟は恥ずかしさのためか、必死で声を押し殺そうとしてくぐもったうめきを漏らす。ニコにはなぜだかそれが無性に可愛く思えた。
「んっ……♥」
丸ごとぱっくりと含んだ亀頭を根元から先っぽに向かってさする。すると、どれだけ声を隠しても、彼のオトコノコは正直にぷっくりと膨らんでくる。
口の中にはっきりと伝わる興奮のしるしに、またひとしずく胸に歓びが落ちた。もっと、大きくして貰わなくちゃ。じんわりとお腹の奥に温かい何かが生まれるのを感じながら、ニコは知らずより深く口淫に没頭していく。
ちゅうと頬を窄めて吸い付き、生来ざらつきの強い舌を鈴口に当てる。びっくりさせちゃいけないと、優しく擦っただけなのに、堅悟さんは「うあっ」と抑えきれずに喘ぎを漏らした。
(可愛い……♥)
きゅんと胸がときめく。もう一度聞いてみたいと、奉仕にいっそう熱がこもる。びくんと彼の腰が震えるのも構わず、強く舌を押しつけて裏筋をなぞり、割れ目をストローのようにちゅうと吸う。
先端に続いてシャフトにも見る間に血が集まっていく。お辞儀をしていたおちんちんはむくむくと持ち上がって、元気良く口蓋を押した。
「んっ……ぷぁ……。あは♥ おっきくなっちゃいました」
「うっ……し、しかたないだろ、こ、こんなっ……うぁああっ!?」
顔を引くと、男らしくそそり立った肉棒がビンと跳ねて口から飛び出た。ニコはとろんと目を蕩けさせて微笑む。
言い訳するのが可愛くて、また彼のものに口をつけた。ぱっくりと亀頭を咥え込んで、腰元に顔を埋めていく。
いったん大きくなってしまえば少年のもちものはカチカチに硬くて、鉄の棒が芯に入っているような感触が唇に伝わる。
その逞しさにうっとりとしながら、ニコはくぷくぷと深みへ若茎を誘い──。
「んふ……♥」
こつんと、先端が喉奥に当たる。鼻先を茂みがくすぐった。根元まで迎え入れた満足感に、少女は無邪気な媚を含んだ鼻声を漏らした。 |
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