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「くすくす、お姉ちゃん? じゃあ今から、お姉ちゃんのおまんこ、この蛇でずぶぅってするからね?」
「い……いやぁあっ!」
ふるふると、銀色のお下げを振り回して嫌悪を露わにする少女は、気丈すらも打ち捨てていた。
あんなものが這入るわけがない。
引き裂かれる、壊される──!
凛としていた戦乙女の、怯えた様子が愉しいと、リディアは腰を揺らして蛇頭を擦りつける。
「やめなさい……そんな、そんなこわいの入れないでっ」
フィオナは瞳に涙を滲ませて、忌むべき悪魔に懇願してしまう。
「だぁめ。だってお姉ちゃん、私を殺しに来たんだよ? じゃあこれくらい……ねえ? それに」
柔い肉裂を掻き回す蛇頭は、ぬめる涎で濡れそぼっていた。
「こぉんなに濡れてるんだから、だいじょーぶ」
「あ、あああっ……!」
どうして。
嫌で嫌で仕方ないのに──
お臍の奥が、熱い。こみ上げてくる情念に、喉が鳴る。
「じゃぁ、挿入れるね。あなたたちが忌み嫌う蛇で、処女膜を破いてあげる」
嗤うリディアの面貌が、童のあどけなさを脱ぎ捨てて嗜虐に満ちた鬼面へと入れ替わる。彼女の身体が、ゆっくりと浮き上がって。
めり…めりめり……みりぃっ!
「やっ……やめ、やめっ、ひぅ、ひぃ、い────っっ!」
清純乙女の処女道へ、グロテスクな蛇が沈み込んでいく。
股関節を割り広げる圧迫感にしなやかな両足が打ち震える。全身がたちまち朱色に染まって、苦悶の汗を吹き出した。 |
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