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「うおおおっ、出るよライちゃん。ヒヒヒ赤ちゃんのとこ僕のでいっぱいにしてあげる」
「うく、ううう……ああああ来てェっ。気持ちイイのちょうだぁいっ」
猪のように唸りをあげた俊哉がインサートを深めると、ライカはもう観念した感じで痺れきった声をあげた。
「いく、いくぅ。すごいの来るぅう」
「とびきり派手にイクんだよ。それでライちゃんは僕の女だ。僕だけのものだからね」
「うれしい。あっあん、宮代……好き、宮代ぉ」
身体から入り込んだ喜悦が心まで侵食し、うっとりと告げながらライカは背筋をそらせる。
どくどくっと離れたキララのもとまで届くような、凄まじい粘液音が迸った。
「ひぅうあああぁああああ〜〜〜〜〜〜〜っっ!」
処女膜の名残を洗い流すよう大量の白濁を流し込まれ、少女は甲高い悲鳴とともに生まれて初めてのオルガスムスへと駆けのぼっていく。
薄いお尻をよじり狂うライカと。そんな腰部へ精砲を食い込ませ赤ん坊のもとを流し込んでいく俊哉。
「……」
「……あの、きらら」
「え? あ……」
子宮を狙い撃ちにした、野生極まるセックスにぼんやり魅入っていたキララは。ふとまたがったままにしているものの異変に気づく。柔らかく折れた少年のものに、また力がこもりなおしていた。
「あは、うん。いいよまたしよう」
インターバルを置いたら、また愛しい少年が自分に欲情してくれた。嬉しくて腰をよじらせるキララ。持ち上がる鎌首を白濁が残る穴まで導く。
他の誰ともちがう。最愛の人との『セックス』の実感。キララも、そしてタダシも頬を緩ませ、自然と唇をかわす。
「タダシ……私の中、気持ちいい?」
「う、うん。ツブツブが絡んできて……ああっ」
「……あは、私も幸せ……」
この絶望的な状況で、ただひとつ、彼が喜んでくれることだけがキララの救いだった。
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