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艦隊司令アンジェラ
〜苗床の女司令〜

小説:089タロー 挿絵:露田米
 

「フン。人間ラシイ淫ラナマンコダ。モウスッカリ濡ラシテイルゾ」
「〜〜っ! う、嘘だ、そんなはずっ……!」
 彼らの言う通り、すでにアンジェラは官能の昂りを隠しきれないでいた。割れ目は細かく震えが走って、淫欲の雫をトロリと後孔まで溢れさせる。しかし、淫らと評するには色合いが薄く、恥毛も少ない初心なピンクのクレヴァスでもあった。
 そして屈辱の発情具合は、マーマンたちによりすぐに証明されることとなった。あっ!? と驚く美女は石の寝台の上で仰向けのまま、盛大に大開脚させられる。
 桜色の内股も麗しいV字に開く乙女の秘所。その淡い花弁をクパァ……と指で開かれると、粘性のある透明な蜜をネトリと掬い取られてしまったのだ。
「見ロ。コンナニ濡レテイルゾ。淫乱ナ雌メ、魚類デサエ相手ハ選ブゾ?」
(ううっ、そんなぁ……!? ほ、本当に、濡れて……あんなに指にべったりと……わたしって、こんなに濡れやすいの……?)
 目の前に持ってこられれば、とても否定できる要素はなかった。男の中にあって女の己を殺し続けた美女は、知らぬ間にセックスを求める敏感で濡れやすい肢体へと変わっていたのだ。
 しかし、改めて愛液を示されると、魚人に触られて感じた事実がグサリと心に突き刺さった。
 おかげで凛々しさにヒビが入って弱々しげな女の顔となる。男に囲まれ、怯えながらただ犯されるのを待つしかない初心な少女のような顔に。
 そして。しっとりと濡れた煌めくラビア、その儚げな中に無遠慮な指がツプリと忍び込んでくると、何とも可憐で悩ましい悲鳴を上げていた。
「んあうっ! さ、触るっ〜〜ひっ、くひいいい!? 探るなぁああっっ!!」
 縦細の入り口から三センチほど。粘膜内部の出っ張りを擦られ官能の媚電がピリリと走る。乙女にとって非常に大切な清い証を触られた感触だった。
(ひいいっ!? そ、それ、処女膜ううっ!!)
 雄々しい女司令の汚れを知らぬ生娘の証。それを指でじっくり触られると、微かな痛みと官能の刺激がジンジンと腰に響いてくる。と同時に、激しい羞恥と怯えが走って腰がか弱くくねっていた。
「ンン? コノ暖カク柔ラカイ壁ハ。オオ、コノ確カナ弾力ハ、マサカ?」
「い、いや、やめろぉ……! それ触っちゃ……はうう!? あっああっ!!」
 けれど懇願は聞き入れられず、指先でコリコリと擦られてしまう。僅かに官能が痛みに勝って入り口がキュッ、と切なげに締まる。
 
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