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ディバインハートマキナ
〜反逆の女神〜
小説:黒井弘騎 挿絵:KAGEMUSYA
 

「嘘ばっかり。本当にイヤならこんなにならないでしょ。本当は期待してるんじゃないの〜?」
「なっ……そ、そんなはず……ふぁ、あ、あっ!?」
 羞恥に悶える姉を見下ろし、淫虐の予感に瞳を輝かせる亜里亜。靴を脱ぎ捨てると、ソックスを履いたままの右足でそそり立つ擬似男根を踏みつけた。
「ひっ!? や、あ、亜里亜……何を……」
「言わなくてもわかってるでしょ? せっかくこんな立派なおちんちん生やしてあげたんだもん。たっぷりと虐めてあげる……ほら、こうしてさァ!」
 ぎゅ、むぎゅっ! 靴下越しの足先を亀頭にあてがわれ、体重をかけられて押し潰された。剥き出しの性器を踏みつけられ、凄まじい痛みが駆け巡る。
「ひっ、ぐ、うぅああっ! や、い、痛ぁ……く、ふうう! こんな……あ、あ、あっああ!」
 ビクン! と腰を痙攣させ、壮絶な激感に打ち震える改造少女。陰核をもとに改造された擬似男根は、恐ろしいほどに敏感だった。逞しい竿も先太の亀頭も、野卑な外見とは裏腹にひどく鋭敏で、汗に蒸れたソックスの質感にまで感じ入ってしまうほど。それなのに肉幹が曲がるほどの強さで踏みつけられ、気が狂いそうなほどの激痛に打ちのめされる。
「やぁ、や、やめて亜里亜……ひぅ、ぐうっ! おちんちん、か、感じやすすぎて……あ、ぐぅう!」
 初めて味わう男性器の感覚に、黒髪を振り乱して悶絶する麻希奈。ガクンガクンと腰が揺れ、力なく投げ出されていた両足が痙攣する。だが、改造男根は嬉しそうに脈動していっそう勃起を強めていた。
「あはは、こんなにふっといのに敏感なのねぇ。すぐにクセになるわよぉ……ほぉら、これはどう?」
 姉の狂態に嗜虐心を煽られ、さらに責めを加速させる亜里亜。器用に足指先でなぞるようにして幹を愛撫し、あるいはカリ首の親指の先で擽ってみせる。
「くぁ……ふ、ひぃぃっ! やぁ、そ、それだめ……ひぅ、くぅうう! んはぁ、あ、あああ!」
 踏みつけで虐められた後に、感じやすい部分ばかりを狙っての労るような快楽愛撫。今まで感じたこともない雄としての悦びが、ゾクゾクと駆け巡る。


 
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