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(こいつも魔法で肉体改造したくちか!)
無表情なカンギルの顔に、笑みが浮かんだようだ。次の瞬間、左手の甲からも、同じ剣身が生える。
再び、セリシアは背後へ大きく跳躍した。だが石床に足が着く前に、カンギルの両手の魔剣が長さを伸ばし、鞭のようにしなって、殺到してくる。
襲いかかる切っ先を避けようとして、セリシアは体勢を崩して着地した。不用意な衝撃が両脚に走り、膣と肛門に挿入された鎧の肉管が、大きくうねる。
「あひいいいっ!」
命懸けの闘いにはふさわしくない艶めかしい悲鳴が、セリシアの口からほとばしった。
恥丘と尻に貼りつく鎧の表面が、いっそう柔軟になり、小刻みに波打つ。鎧の内側の肉組織に、下半身が強く揉みこまれる。
「ひやっっ、あああっ、だめだっ! こんなときに、はうううっ!」
分泌液が媚薬に変化して、下半身全体に沁みこんでいる。鎧の下の肌そのものが、鋭敏な性感体と化していた。皮膚の全面に、剥きだしの快感神経を敷きつめられたように痺れてしまう。
下半身の快感は、上半身にも伝播した。深く突き刺さった針に媚薬をたっぷりとそそがれた乳房が、悩ましく反響する。
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