立ち読みページ
 
戦国閃姫 淫華咲き乱れし乙女
小説:舞麗辞 挿絵:2号
 

 ずりっずりっずりぃぃぃ……。
「うっ…こんなものぉっ……んんぅっ」
  股間に宛てがわれる魔肉はその肌に滑り光る腐液をまぶすように、摩擦にも似た前後運動を繰り返す。
(なにっ…なんか股の、奥の方が…むずむずしててっ……あ、熱…い……)
  熱はじわりと股座に広がり、膣口の辺りでじゅくりと滲む。股擦りを仕掛ける化け肉の感触が艶かしさを増し、自分が股間を濡らしていることに気づかされる。
「んぁっ!? ……く…ううっっ」
(しっ失態だっ!! こんな、はしたない姿を――!!)
  魔物相手に濡れてしまった屈辱に打ち震えるも、既に刹那は自力で立っていることさえままならない。
  尻が鉛になったように重い。腰に綱を巻かれ、強力に引っ張られてでもいるようであった。
「うう……くぅぅっ」
  散々堪えていたものの、とうとう刹那は膝から崩れ落ち、その重い尻をぺたんと床に落としてしまう。しかしそれが更なる淫辱の引き金となった。
「っきゃあっ!?」
  ぎゅむうっっ!
  尻を落とした瞬間、床板と股間に挟み込まれた肉触手が肉筋に勢いよくめり込んだのだ。柔らかな割れ目を無理やりこじ開けられて、堪らず姫将は風船が割れたような悲鳴を上げる。慌てて口を紡ぐももう遅い。
「くはは、地声は随分と可愛らしいではないか。さしずめ、普段は男勝りを気取っておるのであろう?」
  仁王立ちで虜囚を見下す仇は、少女に垣間見えたはしたない女の本性をここぞとばかりにあげつらう。
「くうぅぅっっっ……!!」

 
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