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退魔風紀委員会〜巫女学園ふたなり姦落〜
小説:あらおし悠 挿絵:築

 

「ゆ、許して……。乱暴したのは謝るから……」
「だーめ」
 語尾にハートマークが付きそうな声で、可憐が腰を前に進めた。お腹に物を詰め込まれたような息苦しさと、引き裂かれそうな激痛に息もできない。逃げたいのに、身じろぎするだけで女の子たちの拘束力が強くなる。それどころか朱香の肩を押し返し、可憐の挿入を手助けする。
「そーれ、副委員長のロストバージ〜ン!」
 可憐が一気に根元まで埋めた。強い衝撃とともに、何かがプツンと切れる音が、お腹の奥で鈍く響く。
「いや……いやぁぁぁぁ…………ッ!」
 奈落の底に落とされた絶望感に、空気漏れのような悲鳴が喉を震わせる。そして身体から流れ出したものは、破瓜の血だけではなかった。
「あ、あれ……霊力……。抜ける……なくなってしまう……!」
 生まれて以来、枯れる事なく満ちていた力が、溶けるように消えていく。話には聞いていた。でも、それがこの身に起こるなんて、想像すらしていなかった。
(初めては紫苑さまって、決めていたのに……)
 幾度となく自慰の中でした妄想は、もう二度と叶わない。涙と嗚咽が、朱香から霊力以外の気力も奪い去る。
「あはぁ……。副委員長のおまんこ、きつい……。でも、オナニーで慣れてるせいかな、中は柔らかくて、気持ちいい……。あん、あぁぁン」
「いやぁ! そんな事、言わないで……動かないでぇ!」

 
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